これからは痛いと言うことにしよう --めずらしく病院へ--
2013年 10月 20日
よほどのことがないと病院へは行かない私ですが、
何か月か前から、手の指の関節や膝に しこり があることに気づいていて、そのうち何か所かが痛くて、家族から「頼むから行ってくれ」と言ってもらったので、しぶしぶ、町の整形外科クリニックへ行ってみました。
クリニックはとても混んでいて、整形外科なので、患者のみなさん、杖をついたり介助の方を伴ったり…と辛そうで……
指の関節が痛むくらいのことで来てしまって申し訳ないような気持ちになりましたが、とても丁寧に診ていただきました。
診断は、【ヘバーデン結節】という、初耳の関節炎でした。
知らないなぁ、ヘバーデン博士 (・_・)
ドクターからは
「関節リウマチとは違いますが、腫れや痛みや動かしにくさは、残念ながら完全には治せません」、
「原因は不明で、40代以降の女性に多い疾患です」、
そう言われました。
2年前に胆石で胆のう摘出というのはやりましたが、基本とても丈夫なので、軽い関節炎ながら、自分の体の 老い をしみじみと思い知らされた気分でした。
それから、不治とか言われたもんだから「痛いと思ってもいいんだ…」と許された気持ちになって(?)、そういえば…と、あちこちが痛いことに気づきました。
私は痛みに強すぎるし、我慢強すぎるのです。
胆石の痛みも、よく脂汗をかいてのたうち回ると言いますが、たぶん私の2年前の発作も、かなりのものだったはずなのに耐えてしまった……
お産のときも、陣痛室でかなりの陣痛を感じながら、「お産の痛みは、まだまだこんなもんじゃないはず、ひっひっふー」と、呼吸で痛みをかわしていたら、助産師さんが見に来て、
「あらららら(ノ゚ο゚)ノ! 郷家さんダメじゃない、呼んでよー! なーに涼しげな顔してるの?もう全開よ! 赤ちゃんの頭、見えてるわよー!」
と呆れられた……
と、そんなエピソードはいくらもあります。
でも今回のヘバーデン結節のおかげで、
これからはもう少し「痛い」って言う人になろうかな…と思いました。
ありがとう、ヘバーデン(^-^)