『あなたの物語』を大切にするカウンセラー
2014年 03月 08日
小川さんが
自分はたとえば、飛行機の事故で亡くなった何百人もの人についての「氏名、年齢、住所、乗っていた目的」の一覧を、一日中でも読んでいられる、
「そこには何の感情も込められていなくて、『何の何某(40幾つ)、会社員、東京での出張での帰り』というように書いてあるだけなのに…」
と言い、それに対して河合先生が
「いや、そうでしょうね」、
「それぞれそれまでの人生の物語がありますから」
と答えている場面があります。
私は、まさに小川さんと同じことをしましたので、すごくビックリし、共感しました。
そして、そういうところを、人からよく「ヘンなの」「わからん」と言われていましたから、河合先生に「ヘンじゃないよ」と言ってもらえた気がしてほっとしました。
どうしてなのかわかりませんけど私は、愛おしいんですね、みんなの『物語』が。
日々、いろいろな人の『物語』を聞かせてもらっている時、
なんというか 自分の魂の願いとピッタリ合っていることをしている喜び が込み上げて、感謝の気持ちで一杯になることがあります。
あ、やっぱりヘンでしょうかね。 でも、そんな私です。