人の話を聞けない、思いやれない   

2014年 04月 11日


「性格を直したい」と言って相談室に来られる人で一番多いのは「ネガティブ」「気が弱すぎる」というものですが、
二番目に多いのは「自分は人に対する思いやりが足りなさすぎるようだ」「人の気持ちがわからないと言われた」というものです。

自分ではわからないけど、他人にそう指摘された、ということで来られるのです。


心理的な虐待を受けてきた人は、お話しをするまでもなく、もう見てすぐにわかるのですが、
上の人たちは、" そこまでではないけれど、自分の気持ちをご両親にちゃんと受け止めてもらっていない、理解されていない、情緒的な交流というものを知らない人たち " です。

「親とはよく話はしました」
「話し好きな親でしたし、会話は多かったです」

そうおっしゃったとしても やっぱり、受け止めてもらうという体験、思いやってもらうという体験 を、していなさすぎ、なのです。


人の話を聞かずに、自分の言いたいことを延々話してしまう…

相手の気持ちにどうしても気づけない…

そういう人は周りにいませんか?

そういう人はきっと、小さい時に親から、受け止められ思いやられていないでしょう…。

「人の言う事、人の思いを無視する」というのは、相手(親)から傷つけられないよう、自分を守るために身につけたやり方、ともいえるんですね。


相手の立場に立つ、人を思いやる……
これはもちろん、大人になってからでも、うんと優しくされて満たされる体験、そして 訓練 とで出来るようになることですが、大変です。

やっぱり小さいうちに、人生で初めての対人関係である 親子関係 が温かで健全なものであったら、苦労なく自然に、出来るようになることなのになぁ…、と思わずにはいられません。



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by kktreasure | 2014-04-11 11:30 | 心の話 | Trackback | Comments(0)

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