優しい電車男さん @ 秋葉原ルーム
2014年 06月 06日
私は、青山の相談室のほか、秋葉原と上野のレンタル会議室でも対面セッションをやっているのですが、秋葉原ルームへは、場所柄か 電車男さんが、ときどき来られます。
私はいわゆるオタク気質の人に、とても興味があります。
(元祖アキバ系の主人との縁も、私のオタクの人への好奇心によるものです。笑)
自分の好きな何か…(アニメとかアイドルとかパソコンとか、あるいは何か専門的な仕事とかスポーツとか健康とか、対象はいろいろありますが…)の世界から出て来ず、人との交流を望んでいない(あるいは拒否している)オタクの人は、関わりが難しいですが、
でも私は、純粋に何かが大好きで没頭して、ずんずんずんずん行ってしまう男の子(何歳でも"男の子")、
で、ときどき我に返って、省みて、「こんなことでいいのかな…」「マズいよな…」って、自分の不得手:人間関係の問題を、どうにかしたいなぁ…、そう考えている男子が好きなんですね。
先日も、秋葉原ルームへ電車男さんが来られました。
お悩みは、職場での人間関係のことでした。
女性とのコミュニケーションに関することも…。
とてつもなくパソコンとアニメに詳しいようでしたが、内気で素朴でとっても優しい方でした。
ご自分を否定的に捉えてらっしゃいましたので、私は、人の良い所を直ぐに見つける特技を生かして、彼が納得してくださるようお伝えし、お役立ち情報を出来る限りお話ししながら、ご相談に乗りました。
強調したのは
自分にダメ出しなんかしないで、自分を繕ったり飾ったりしないで、いつも素のご自分で堂々としていてください
ということでした。
お見送りする時に、持って来られていた電気屋さんの紙手提げ袋を指して「お買い物されたんですね^^」と言ったら、
「祖母が、いまだにヤカンで沸かしたお湯をポットに移し替えて使ってるから、今はいいのがあるんだよって教えて、それで今日は 1分でお湯が沸くケトルを買ったんです」
とおっしゃいました。
おばあちゃんに湯沸しケトル…、なんて優しい♡
ほんと、変わらなきゃダメなんてことない!そのままで…!と思いました。
そしたら、人を見る目のある優しい エルメスさん が、きっと現れる…と ★
(「湯沸しケトルの話をブログに書かせてください!」とお願いしたら、
ちょっとビックリされた後、笑って許してくださったので、書かせていただきました)