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"宿題" は済ませてから遊んだ方が楽しい


ちょっとしたことで怒る人や、

自分でも訳が分からないところで涙が出て困る、という人、

とにかく慢性的に機嫌が良くない、という人には、

「やることをやっていない」人が多いです。



やることをやらずに、とぼけて、
幸せです、とか、幸せになります、とか言ってみても、
何かどこか、嘘くさいと感じてると思うんですよね。
 
ホンモノじゃない感じ、してるはず。



よくお話しするのですが、
何かにひどく「動揺する」ならば、
気づいた方がいい「古傷」
心の奥の方にあります。

その傷は、普段は痛みません。
でも、癒えていないから、触れられたら痛んでしまう。

反射的に

「もう痛い思いするのは、イヤだ」、
「その傷には触れてくれるな!」、
「これ以上、近づくな!」

あるいは、

「早く気づいて手当てしてくれ!」

・・・「動揺」って、そういうこと。



そして、
心の中に "痛がってる人" が居る「部屋」 がある、
たくさんあるのに、
見てみぬふりを続けていくためには、
その部屋の「扉」がうっかり開かないように
押さえていたり、
誰も近づかないように見張っていたり・・・
ということをしなければなりません。

いつも緊張してる。いつも力んでる。

そういうことに「限りあるエネルギー」を使う
のは勿体ないし、
そんなことをしながら楽しもう、幸せでいようと
したって、それは無理なのです。


だから・・・


全部の部屋・・・とはいきませんけれど、
出来るだけたくさんの部屋に
風が気持ちよく抜けていくように
「部屋の扉」は開けておけるようになりたい。
「防御壁」も取っ払いたい。

そういう作業を進めるごとにきっと、
「あぁ、ほんとに楽になったなぁ」と感じると思います。

そして、新しい幸せが流れ込んで来ます。



だから、心当たりのある人は、
勇気を出して古傷を探ってみましょう。
(これ、タイミングがあるので、ピンと来た人は・・・ですが。)

独りでやろうと思っても難しいけれど、
カウンセラーやセラピストが援助すれば、
きっとやれます。



"夏休みの宿題" をやらずに遊んでいても、
どこか楽しくないですからね。

宿題は、先送りしていないで済ませてしまって、
それから思いっきり遊びましょう



\"宿題\" は済ませてから遊んだ方が楽しい_a0237268_1355841.jpg

by kktreasure | 2015-06-11 18:45 | 心の話

あなたの物語を大切にするカウンセラー郷家あかりの日常


by kktreasure
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