「頑張らなくていいよ」と言うとは限りません
2015年 09月 01日
「えー!? 郷家さん、そっち向きですか!?」
セッション終盤、そう言われて私は、
「そう。そっち向き」
「頑張ってみるのもいいかも、と思った(^-^)」
そう言いました。
そのクライアントさんは私を、
『築地のお母さん』と呼ぶ男子です、『上野のお母さん』改め・・・
何かあると来てくれるのですが・・・
今回はその彼、
よかれと思って転職した会社が、辛くなってしまった、
というお話でした。
勤務時間が長いし、
わからないことだらけの業界だし、
おまけに上司が自分を嫌ってる(と思う)。
鬱っぽくて毎日しんどい。
もう田舎へ帰ろうかな・・・(立派で安心なご実家があるのです)
優しい気立てのおっとりした彼なので、
確かにその職場はキツいかな、とも思えたのですが、
彼のエネルギーを観ていたら
実は心の深い所で、
そこから遠ざかって楽になりたいんじゃなくて
頑張りたがっていたんですよね。
「いつもいつも、ニガテから逃げちゃうパターン」
は、もう返上したがっている・・・
だから
「もう少し頑張ってみない?」
「辞めるにしても、これを学んでからにできない?」
「辛いと言ってるこれは、こういうことだと思うんだけど・・・」
そんなふうに話をしながら、
こんがらがった頭の整理を手伝って、
余分な感情はポイできるように働きかけながら、
ここなら見晴らせるかな?というポイントまで
お連れしてみたんですね。
昨日、メールをもらいました。
「郷家さん、やれそうです」
「なぜでしょう。霧、晴れました!」
・・・よかった!!
「カウンセラーは全肯定」??
「頑張らなくていいんだよ、って言うに決まってる」??
・・・私はそんなことないですね(笑)
ムダに頑張ったら危険なこともある。
逃げちゃってOKなこともある。
でも、頑張ってみるといいときもあります。
「頑張った人だけが見られる絶景」
というのが、あるはずなんですね🍀