人に吐く言葉は その人の世界を表している
2015年 12月 05日
サロン(築地)の近くの公園で、この寒いなか、
スーツ姿の若者(部下?)を立たせ、自分はベンチに腰掛けて、
その若者に向かって酷い言葉を延々ぶつけている男性(40代?)を見ました。
ちょっと聞くに堪えないフレーズを連発。
初めはお仕事の話をしてたみたいなのですが、
次第にその部下自身を侮辱する言葉を吐き始め・・・
青ざめた顔で直立しているその若者に、言ってやりたかったですね。
そんな言葉、受け取ることないよ。
そのおじさんが口から吐いているその言葉は、そのおじさんの世界を表してるだけだよ。
もう少ししたら相手は気が済むと思うから、そしたら暖かい所で一服して、気を取り直すんだよ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
たとえば誰かがあなたに向かって
「おまえは駄目なヤツだな。ろくでもないな」
と言ったとしても、それはあなたが駄目でろくでもないことを表してるわけじゃないです。
そう言った人の いる世界 を表しているだけです。
あなたには関係ないのです。
「あなたって不細工でみっともないね」
と言う人がいたとしても、それはあなたが不細工でみっともないということじゃないです。
そう言った人の いる世界 を表しているだけです。
あなたには関係ないのです。
その代わり、
あなたが誰かに向かって
「おまえは駄目なヤツだな。ろくでもないな」
と言ったなら、その言葉はその相手じゃなくてあなたのことを表しています。
あなたが誰かに向かって
「あなたって不細工でみっともないね」
と言ったなら、その言葉はやはり、相手じゃなくてあなたのことを表しています。
子どもの頃、私の住んでいた埼玉県では
口喧嘩ちゅう、「バカ!」と言われたら
「バカって言ったらおまえがバーーーカ!!」
と言い返しました(みなさんのところでも言いましたか?)。
あれです。
相手の言葉は相手の世界を、
自分の言葉は自分の世界を、
表している、ということです★