自分の「エネルギーの表現スタイル」を知る
2016年 08月 15日
【タイプA】・・・エネルギーを集中させてガーッと使うタイプの人。
このタイプの人は、競争が好き。前へ、上へ、という状況でイキイキします。目標やノルマも苦ではない。視野は狭いか、あえて狭め、極めていきます。それが楽しいんですね。
【タイプB】・・・受けとめ型の人。
このタイプの人は、他者を受けとめて応じるというパターンで動きます。だから相手の出方次第、ということになります。
“相手あっての能力発揮” になるわけなので、とかく振り回され、目標を見失い、さまよいがちになります。
相談室でお会いするのは、圧倒的に後者、タイプB の人たちです。
「主体性」とか「積極性」とか「勝て!」とか言われると、苦手だなぁ・・・と思う人。
周囲に翻弄され疲れて・・・
「ああ、わたしは一体なにをやっているんだろう・・・」
って溜め息が出ます。
でも、このタイプの人は、他人の発するエネルギーを上手に吸収しますから、居るだけで人を癒したり場を和ませたりします。いろいろなことに気づくので、接客業などは向いていますね。受け止め上手ですから感じがいい。
せかせかさせられたり攻めていけと言われたりすると辛いと思いますが、マイペースを許される場所では、のんびりと、いい味を出します。
A、B いずれのパターンも、それぞれに、良さがあります。
これは生まれながらのもので、きほん一生変わりません。
タイプBは、タイプA(目立つ、勝つ、称賛される・・)に憧れるかもしれないけど、タイプBの人が、その良さを殺してタイプAになろうと努力しても、きっとうまくいかないし、もったいないです。
もちろん生きていれば何かの事情で、タイプAの人なら難なくやれることを やる羽目になることもあるかもしれません。
その時は一生懸命やりましょう。人生に無駄なことなし。
でも、頑張った後は、自分に合ったポジションに、さっさと戻りましょう(笑)
よーく機能している集団を見ると、それぞれが、自分のタイプを生かして働いています。
AにはAの役割、BにはBの役割が与えられてます。
うまくいっていない集団は・・・みんなが合わないことをしてますね。
特に、タイプBの人が、タイプAのようにならねば!と苦しんでいる・・・
自分のエネルギーの表現スタイルを知る。
そしてそれを生かしていく。
これ、大事なことだと思います★