2016年仕事納め ☆ ご挨拶
2016年 12月 30日
昨日、今年最後のお客様に、郷家さんにとっての「今年の漢字」は何ですか?と聞かれました。
2016年を振り返ると、これまでにない速さと重さのある動きの中にあったなぁとしみじみします。私の心にとっての最大の出来事はやはり、姪っ子が6月に闘病の末25歳で肉体を離れ帰っていったこと。
それから、だいぶ長いあいだ停滞し苦しんでいた息子(24歳)がアメリカへ長期の留学へ旅立ったこと。
2人の旅立ちによってもたらされた変化は、とても大きなものになりました。
というわけで、今年の漢字は、
送る、の「送」か、
静かに眺めていたので「眺」か・・・
我が家の猫たちの漢字は「籠」とか「眠」とか・・・毎年同じ(笑)
今年改めて思ったことは、
人は皆それぞれに目的を持ち情熱を持ってこの地球にやってきて、肉体的な存在として生きながら、己の進化にちょうど良い体験をしているのだな、
ということです(苦難続きでそんなふうには思えないよ、という人もいると思いますけど・・・)。
それぞれがそれぞれの尺(時間の長さ)のなか、それぞれのテンポとリズムで、それぞれの道を歩きながら、ちゃんとその人に必要な経験をしている。
人によっては意識的に、強い意志を持ってがんがん力強く進んでいると思うし、
人によってはそんなふうにはいかず、流されるばかり、蹲るばかりで、「自分は何もしていない」と感じているかもしれない・・・
だけど誰でも、何かに触れ、感じて、考えて、閃いて、放って、受け取って、混ぜて・・・「自分」を表現しているんだと思います。
「私は表現なんてしていない。ただ生きてるだけ」という人だって、表面に現れない分かりにくい深いレベルで精一杯の活動をしています。
踏ん張って、覆いかぶさってくる重い現実を押し返しながら凌いでいる・・・
それは凄いこと。
みんな精一杯、自分の旅を続けているんですよね。
姪っ子が25年という短さで 今回の旅を終えて ”次” へ向かってしまったことについては、「今回体験したかったことはみんな出来たの?」、「その短さで良かったの?」、「いくらなんでもせっかちが過ぎない?」という問いかけが、まだ心に湧いてきます。
それでも、彼女が最期に見せていた、あの澄んだ高潔な佇まいを思い出すたび、やっぱり「予定通り」だし「旅は続く」し「先へ行った」のだな・・・と思うのでした。
様々な人、多様な生き物が生きているこの地球で、貴方はどんな旅をしていますか・・・?
いったい何をしたくて生まれてきたのか・・・、掴んでいますか?
私は来年も、あなたの旅が、少しでも快適で平安で、楽しいものになるよう、お手伝いさせていただきます。
あなたの作っている物語を大切にする、がモットーの郷家あかり、
あなたのお話、心を込めてお聴きしますので、どうぞお気軽に何時でも訪ねてきてください。
どんなお話でも構いません。
うまく言葉にできなさそうでも、よくわからないけど苦しいのでも、恥ずかしくてならないお話でも、ほんとになんでも!
トラブルや不調はチャンスなんです。
遠慮なく利用してなんとかしましょう。
肉体という制限を持って有限な時間を生きているんです、どんどん行かなくちゃ
新しい年の貴方のチャレンジが、より豊かで楽しいものになりますようお祈りいたします。
本年もお付き合いくださり、どうもありがとうございました。
来年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。
どうぞ佳いお年をお迎えくださいませ