「お母さん、桜に見惚れてオオイヌフグリを踏んでるよ?」と言った息子
2017年 02月 07日
掃除を済ませた現車で、市民公園へ行ってみました(駐車場で、現車の姿を写真に収めておこうかと思いまして)。
オオイヌノフグリが咲いていました。
小さな瑠璃色の愛らしい花をつけますね。
オオイヌノフグリを見て息子のサク(アメリカ留学中)の小さい頃を思い出しました。
サクは、年じゅう足元の小さな動植物や石ころを気にしてる(そして会話をしてる)子だったのですが、タイトルのセリフは、サクが幼稚園児だった頃、この公園の見事な桜を見上げて、その美しさに惚れ惚れしていた私に放った言葉です。
ハッとなって、ああごめんごめん、オオイヌフグリごめんね、と謝って、この子の "小さな友だち" を大事にしないとなぁと思ったものです。
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今、スーパーマーケットに行くと、バレンタインギフトの特設コーナーができていますが、動物をかたどったチョコというのがありますね。
こういうやつです。
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もう20年以上前になりますが、当時幼稚園児だったサクに買って帰った動物チョコを思い出しました。
動物好きなので喜んでくれるかな、と思った私は浅はかでした。
サクは、しばらく神妙な顔をしてたのですが、その後、「ボク、可哀相で食べられない」と謝ってきたんですよね。青ざめてましたっけ。
成人してからも、こんなお菓子はムリだよといって拒否。
このCMも、「これ崩して食べるとか、神経が知れん・・・」と項垂れてました。
こんな形にした大根おろしも、きっと「クマの形にする必要性を言え」と言いますね。
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・・・と、そんな "ガラスのハート" の息子ですが、アメリカへ渡って4か月余り、 どんな感じでいるんだろう・・・
南米、中東、アジア、ヨーロッパ・・・、学校のクラスには、ほんとに様々な国からの留学生がいるんだそうです。
ダイナミックな発想と行動をするクラスメイトたちに、いちいち面喰い、衝撃を受けつつも楽しそうにしている様子が、少し前の便りからは感じ取れましたが・・・
彼の繊細さは良さなので大事にしつつ、その上で、いい塩梅に大らかで自由な、彼らしい生き方を発見してくれたらよいんだけれど・・・と思っています
オオイヌノフグリと動物チョコで息子を思い出し、アメリカに思いを馳せた母でした