「スピリチュアルな世界」が大好きな人の実態
2017年 07月 21日
お客様と、いわゆる「スピ好き」な人の話になって、以前の職場や かつて通った透視の学校で出会ったそういう人の何人かを思い出しました。
自宅に立派な祭壇を設えて、女神様や天使たちの美しい絵や どこぞのパワースポットで産出された希少でパワフルな鉱石を置いて癒されているという人、
衣食住を天然の良質なもので囲み、汚いエネルギーのものや情報には極力触れないようにしているという人、
大天使ミカエルと契約がある、とか、龍神様の使いとして、とか、ハトホルのエネルギーが・・・とか言って、そういうもので特別なヒーリング活動をしているという人、
あなたには××が憑いてるから除いてあげるだの、〇〇の神様が呼んでるから行った方がいいだの、ちょっと脅しめいたことを言う人、
・・・いろんな人を見ました。
でも、そういう人に限って、決して幸せそうではなくて、
なんか スカスカ でした。
心の深い闇をそのままにしていたなぁ
傷からは流血しているようなのに、愛とか光とか言って微笑んでたなぁ
じつは他者への嫉妬や憎悪、そして大きな不安や孤独感に苛まれていたなぁ
そう思います(本人無自覚のようでしたが)。
ちゃんと、肉体を使って、心を使って、誤魔化さずに(逃げたり、自他を欺いたりしていることに気づいて)、地球に生きる人間としての生活をしなくちゃだめですよね。
生身の自分を大事に扱うことなしに、その怒りや悲しみや傷つきを癒すことなしに、スピリチュアルな自分を生きるも何も、無いと思うのです。
現実がキツくなったとき、虚しさや孤独でどうしようもなくなったとき、
知らぬ間に 甘美なそういう世界からの呼びかけ に ついて行ってしまうことってありがちです。
でも、そんなときこそ、五感です。肉体です。他者との繋がりです。
覚えておいてください