愛息の住む部屋の灯りを見上げて祈る ~綾戸智恵さん『徹子の部屋』~
2017年 11月 20日
録画で『徹子の部屋』に綾戸智恵さんの出演回を見ました。
番組の途中から、大きくなった息子のイサくんも登場、智恵さんの隣に座りました。
イサくん、10歳の愛らしい少年だった時にやはり『徹子の部屋』で見ましたが、もう27歳になったんだと・・・
イサくんは3年前に難病が発覚して、そのために、学んでいた車の整備のお仕事を断念したんだそうです。
お母さんの智恵さんは、失意のイサくんが心配で、
毎晩、小一時間 電車に乗って、
当時イサくんが住んでいた学校の寮を見に行っていたそうです。
息子の部屋に 電気が点いてるか、洗濯物が何日も干しっぱなしになっていないか、死んでしまわないか・・・
心配で心配で、息子の住む部屋の窓を見上げて祈る気持ち・・・
同じ母親として、智恵さんの気持ちがほんとによくわかり、涙が出ました。
イサくん、いまはコーヒーの焙煎のお仕事をしているんだそうですが、彼が挽いたコーヒーを、徹子さん、とても美味しいといって飲んでらっしゃいました
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先週は、成人した子どものトラブルや辛い状況に胸を痛めるお母さんが、何人かいらっしゃいました。
子どもは何歳になっても、ほんとに可愛くて、
子どもの辛さは自分の辛さですね。
たとえ子どもが不甲斐ない状態でも、大問題起こしても、
世界中の皆が敵に回るようなことになっても、
母だけは、踏ん張って、微笑んで、
それでいいよ、なにがあっても母はここにいるよ、と言ってあげたい、
そういう揺るがぬ温かい母心を、伝えてあげ続けたいと思います、
無条件で、無期限で
お母さんは太陽。お母さんは安全基地。
お互い、がんばりましょうね