娘のショウコの引越しの手伝いに行きました。

来月いっぱいで辞める病院の寮から、同じ都内の 新しい勤め先の近くに借りた住まいへの引越しです。


引越しは、"調理師免許を持ち、さらに製菓の専門学校を出たにも拘らず 引越し屋さんになった姪っ子のY" に頼みました。





親の叱責、嘆きを無視して家を出る形 で 引越し屋さんになったYですが、

私は今回、彼女の仕事ぶりを初めて見ました。


伯母からすると、今でも「小さい可愛いYちゃんヒヨコ」のイメージなのですが(成人した今も小柄な子です)、キビキビと無駄のない動きで作業を進めてくれる凛々しい姿にはほんとに驚きました。

「補助くらいしか出来ないのでは? 女の子だしね」と思っていたのですが、そんな予想をすっかり裏切ってくれる、安定感ある繊細なプロの仕事ぶり、

娘の跳ね上げベッドを "1人で" 搬入して工具を取り出して組み立てていく様子には、「こんなこともできるのか!」とビックリしました。



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Yは小学校のとき一時的に、離婚協議中だった母親と離れて暮らしていたのですが(親権を巡る争い中、父親のもとに居ました、酷い環境でした)、


その頃は学校で虐めに遭っていたようでした(「菌」呼ばわりされたり、とか。でも当時は親に打ち明けず独り耐えていたようです)。


また高校(実業系で調理師コース)では、ADHDの傾向があることから学校でのあれこれが難しくなる…ということがあったり、


とにかく辛いことがたくさんある子でした。


それでも高校在学中に調理師免許を取り、さらにパティシエになるために専門学校へ進学したんですね。



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なのに・・・


パティシエになるの、やめる。

引越し屋になる。


そう言って家を出てしまった。


家族、親族一同、呆気にとられました。 それはなかろう? と(笑)

でもYは、勝手に家を出て、ものすごく頑張ってたくさん働いて、小さな部屋を借りて、自活を始めました。

逞しいなぁ、コツコツ働いて偉いなぁ…と感心して見守ってはいたのですが…



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今回、引越し屋さんとしてのYの仕事ぶりは、見事に プロのそれでした。


男性スタッフさんと二人で重い物も上手に素早く丁寧に運び、娘の家や娘の持ち物に細やかな配慮をし・・・、とにかく輝いていました。


Yの子ども時代の数々の困難を知っている伯母あかり、

成長したんだなぁ、良かったなぁ、と、何度も目頭を熱くしてしまいました(というか泣きました (゚ーÅ) 笑)



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妹(Yの母親)に「今日はYにお世話になったんだよ」とメールしたらすごく喜んでました。


「なんだかんだあったけど、この仕事合ってるのか楽しく続けてるから、よかったと思ってる」

「じつは最近、Yの方からLINEが来るんだヨ、前は "ほぼ全て既読スルー" だったけど」


とのこと。


「子どもの進路について諦めたら、親子関係が改善した」 という良い例ですね(笑)。



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自分で自分の歩く道を決め、好きなように歩き、毎日の営みに喜びを見つけ、小さなものでも自分の欲しいものを一つづつ手に入れている・・・、そういう人というのは本当に眩しいな、美しいな、と姪っ子を見て しみじみ思いました 晴れ




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by kktreasure | 2017-03-03 08:15 | 子供たち | Comments(0)