カテゴリ:子育て( 48 )

そろそろ新しい車が納車になる、というので、
掃除を済ませた現車で、市民公園へ行ってみました(駐車場で、現車の姿を写真に収めておこうかと思いまして)。

a0237268_01053508.jpg









オオイヌノフグリが咲いていました。
小さな瑠璃色の愛らしい花をつけますね。



オオイヌノフグリを見て息子のサク(アメリカ留学中)の小さい頃を思い出しました。

サクは、年じゅう足元の小さな動植物や石ころを気にしてる(そして会話をしてるあせる)子だったのですが、タイトルのセリフは、サクが幼稚園児だった頃、この公園の見事な桜を見上げて、その美しさに惚れ惚れしていた私に放った言葉です。

ハッとなって、ああごめんごめん、オオイヌフグリごめんね、と謝って、この子の "小さな友だち" を大事にしないとなぁと思ったものです。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


今、スーパーマーケットに行くと、バレンタインギフトの特設コーナーができていますが、動物をかたどったチョコというのがありますね。

こういうやつです。
↓↓↓
a0237268_01063952.jpg















もう20年以上前になりますが、当時幼稚園児だったサクに買って帰った動物チョコを思い出しました。

動物好きなので喜んでくれるかな、と思った私は浅はかでした。
サクは、しばらく神妙な顔をしてたのですが、その後、「ボク、可哀相で食べられないショック!」と謝ってきたんですよね。青ざめてましたっけ。


成人してからも、こんなお菓子はムリだよといって拒否。
a0237268_01085236.jpg















このCMも、「これ崩して食べるとか、神経が知れん・・・ガーン」と項垂れてました。
a0237268_01194513.jpg













こんな形にした大根おろしも、きっと「クマの形にする必要性を言え」と言いますね。
a0237268_01202058.jpg


















☆ ☆ ☆ ☆ ☆


・・・と、そんな "ガラスのハート" の息子ですが、アメリカへ渡って4か月余り、 どんな感じでいるんだろう・・・

南米、中東、アジア、ヨーロッパ・・・、学校のクラスには、ほんとに様々な国からの留学生がいるんだそうです。
ダイナミックな発想と行動をするクラスメイトたちに、いちいち面喰い、衝撃を受けつつも楽しそうにしている様子が、少し前の便りからは感じ取れましたが・・・

彼の繊細さは良さなので大事にしつつ、その上で、いい塩梅に大らかで自由な、彼らしい生き方を発見してくれたらよいんだけれど・・・と思っています 星


オオイヌノフグリと動物チョコで息子を思い出し、アメリカに思いを馳せた母でした ニコニコ






[PR]
by kktreasure | 2017-02-07 08:04 | 子育て | Comments(0)

年末年始に、いくつかのテレビ番組の録画で、宇多田ヒカルさんの歌とお話を聴きました。


15歳で鮮烈なデビュー(なんだなんだ?この天才はっ!と驚いたものです)、そして活動休止期間(「人間活動」をしてたとのこと)を経て、再び『花束を君に』など名曲を発表してくれた宇多田さん。


彼女はいわゆる1/fゆらぎの声を持つ人ですが、彼女の歌を聴くと、私は無性に哀しくなります。

心がふるふるふるっと震えてしまいます。




NHKの『SONGS』では、お母さん(藤圭子さん)の死について語っているのを見ました。


亡くなった後しばらくは、全ての事象がお母さんに結びつくことに苦しんだとのことですが、やがて、それは当たり前なんだと受け入れるようになり、自分の子供時代の記憶にない時期のことも、自分が子育てをすることで取り戻していることに気づき・・・ということを話していました。


普段は "個性的で純粋で可愛らしい小柄な女性" であるお母さんが、ひとたびステージに立つと偉大で・・・という話も印象的でした。


昔何かに載っていたインタビュー記事で読んだことがあるのですが、藤圭子さんは、家事とか子育てとか・・・、主婦力、母親力という点では全くダメな人だったとのこと。しかもさいごはあのような形で亡くなったわけです。


そう考えると、宇多田ヒカルさんという娘が 藤圭子さんというお母さんとの関係のなか、母親から受け取ったものは、母親から受け取りたかったものは、どんなものだったんだろうか・・・と想うのでした。


あの切なく震える声はそこから来るんだろうか…とも。




相談室でお聞きしたことのある、何人かの方の「お母さんのお話」を思い出しました。


Aさんのお母さんは 絵を描き始めると寝食を忘れるので、食事は度々ヌキになったそうです。


Bさんのお母さんは 少女のような人で、ときどき放浪の旅に出てしまい、旅先から無邪気に、綺麗な落葉や木の実や貝殻を郵便で送ってきた・・・といいます。


Cさんのお母さんは小説家だったそうですが、ひどい鬱持ちで心臓も悪くて、療養のため山奥の別荘に別居することが多く、しかもあるとき、深い森に入っていき自殺してしまった…ということです。




a0237268_23203191.jpg



彼女たちのお母さんもまた、主婦として、母親としては、十分な務めを果たさなかった人たちかもしれません。


でも、お話を聴くと、本当に純粋無垢で愛らしい人だったことがわかります。


そして、AさんもBさんもCさんも皆、芸術家だったり、センスを生かしてクリエイターとして活躍している、そして浮世離れした美しさをもっている、という共通点があるのです。


そういうお母さんと、そういう娘の組み合わせ。


これは、そんなお母さんに緩く(?)自由に(?)育てられたからクリエイティビティが発達した、とも言えるでしょうが、そんな 軽やかで透明で美しい波動をした魂の人だから、そういうお母さんのところに娘として生まれてきた(ちゃんと母親を選んでる)とも言える気がします。




彼女たちは寂しかったり不安だったりしたでしょう。


でもその「震え」は、後にちゃんと表現されて、たくさんの人の心に届いている。感動させている。


母と娘、それぞれ納得の組み合わせ、納得の伝承、そう思います。




宇多田ヒカルさんの『花束を君に』にある歌詞、


「抱きしめてよ、たった一度 さよならの前に」


は、抱きしめられ足りなかった子どもが控えめに絞り出した言葉のようで 堪らないですけれど、その哀切極まる慕情の持つ波動が、私たちを揺らすんだろうなぁと思います 宝石ブルー


a0237268_23212557.jpg




[PR]
by kktreasure | 2017-01-05 08:18 | 子育て | Comments(0)

息子がアメリカに発ち、一段とスッキリしたい衝動に駆られた私は、いつにない規模の断捨離プロジェクトに取り掛かっています。

先ずは書籍、書類…ということで始めたのですが、のっけから作業が止まってしまいました。

書棚の奥に子ども二人の育児日記を発見して、やめればいいのに読み始めてしまったからです。


a0237268_18020057.jpg

私はもともと几帳面で記録魔ではあるのですが、子どもを授かってからはもうほんとにバカみたいに細かく、様々な記録をつけ続けました。

ちゃんと育てたかったんでしょう。

自分がどう育てられたかについて、反発とか哀しみとかありましたから、母の子育てを反面教師に、なんて気合いを入れてたかな。



肉体の成長の様子。体重、飲んだミルクの量、排泄、睡眠。話すようになった言葉。情緒の発達。。。

苦だったことはなく、とっても楽しかった。
なんて可愛いんだろう、面白いな、ありがたいな・・・、そんな気持ちでしたね。



でも未熟なお母さんですから、いま思えばなんともないことを気にしたり悩んだりもしていました。


これでいいんだろうか・・・

だいじょうぶかなぁ・・・


いっぱい心配しちゃったし、要らんこともいっぱいしてしまった。

もっと大らかで優しいお母さんでいたかったな、っていう反省がたくさんあります。

だけどショウコもサクも、ちゃんと成人してくれました、それぞれ強烈な個性を持った、元気な人に(笑)



今夏の私の誕生日にはショウコから、プレゼントに添えて嬉しいメッセージを貰ったんですね。宝物です。

サクからも、先日の「アメリカ出発記念京都ふたり旅」の途中、こんなことを言われました。

「俺、お母さんの息子に生まれてきて、よかったよ」

照れもせず、けろっと、真顔で。(あれはなんだったんだろう……笑)

思わず「ああ、もう今回の人生、これでお終いでいいなぁ」って思ってしまうくらい嬉しかった 「二人の子どもからの言葉 2016」 でした。



緊張しながら不安いっぱいで子育て日記書いてた自分に、会いに行って教えてやりたい。

だいじょうぶだよ、いい子に育つよ。
だから、ゆるめろ、手を抜け、すっとぼけろ。



相談に来てくださる若いママたちには、そんな私から、出来る話をさせてもらいましょうね 晴れ



[PR]
by kktreasure | 2016-10-26 08:07 | 子育て | Comments(0)

息子のサク、サンフランシスコへ発ちました。

1年間の語学留学がとりあえずの目的ですが、その後もし、その気になったら大学へ進んでくれてOK、と主人に言われ、出ていきました。



24歳、 "いい大人" 。

普通だったら何も心配なく「はい、どうぞお好きに」という話なんでしょうが、
サクの場合、私みたいな母親との因果な組み合わせもありましたし(私は子どもたちから、マレフィセントとかアースラとかドーラとか湯婆婆とか言って からかわれていました。下の画像をご参照ください。相当怖かったんでしょうねあせる
未熟で超繊細な「ガラスのハート」の持ち主ですから、今回のことはすごく大きなチャレンジだったと思います。

a0237268_22243400.jpg

またサクは、4年前には、アメリカ留学をドタキャンして暫く引きこもった、という実績を持っていますし、その後何度も仕事を変わり、やっぱりうまくいかず、歩く道を見いだせない己にイラつき、長らく「健やかなメンタル」とは言えない状態で来ましたので、

今回は自分から願って申し出たことではありましたが、とにかく「今度は本当に行くんだろうか」「成田から飛行機に乗るまで、信じられないなぁ」と思って見守ってきました。



ですから私、昨日は、

無事に着いた、元気だ、というメール(サンフランシスコの街並み画像つき)を受け取った後は、

安堵感に加えてものすごい疲労が上がってきて、ほえーーーっとなりました。

ちょっとベッドに腰掛けたら それきり全く動けなくなってしまい、、
どんだけ疲れていたんだろう私・・・と思って、ひとりクスッと笑ってしまった。



お勉強(座学)は「どうにも嫌い」だそうなので、そういう点ではあまり期待はしないことにしていますが、どこへ行っても褒めら好かれる いい笑顔 と 気立ての良さ、そして今回ばかりは奮い立たせているはずの勇気とで、どうか、まずは1年間、頑張ってみてほしいと思います。



母と息子、

時間がかかってしまいましたが距離の力を借りて、

やっと「コンビ解消」です。



何はともあれ、異質なものにたくさん出会って、「地球は広いんだなぁ」の実感をしてきてほしい。

そして願わくは、「自分を生かす場所」へ向かうその第一歩にしてほしい。

そう思う母なのでした 晴れ


a0237268_22254292.jpg




[PR]
by kktreasure | 2016-10-11 08:22 | 子育て | Comments(0)

息子のサク(24歳)が

「友だちに会ってくる。『アメリカ行くならその前に会いたい、驕るから飲みに行こう』って誘われた」

と言いに来ました。



「友だち? どなた?」と聞くと、

「お母さん知らない人。昔、音ゲーやってた頃に知り合った人で、3つ年上の人」



・・・!!! 音ゲー???


a0237268_17563268.jpg


サクの「ゲーセン依存問題」では、この10年、ほんとにいろいろとありました。

私は、もう勘弁してくれ(涙)という思いで疲れ果てていましたから、「ゲーセンの友だち」と言われただけで、動悸と眩暈をおぼえるようでした。

顔には出さず「はい、行ってらっしゃい」と送りましたが、内心は

「これから留学するってときに、どうしてゲーセン仲間なんかとむかっ?」

とムカッとしてしまいました。



そして・・・



気づけば、もうじき終電、という時間。

帰ってこないんだろうか、と思い LINEで尋ねてみましたが、ずっと未読。

やっと返事が来たと思ったら「まだ飲んでる。帰れない」のひと言・・・


「はぁ・・・。久々(ゲーセン)行きますか?とかいうことになったのかも。そうに違いない。ああ、やだやだむっ」と、膨らむ妄想でモヤついてしまう心を静めながら床に就きました。



★ ★ ★ ★ ★ ★



そして 翌日、帰宅後。

サクは、その友だちのことと、その友だちがその晩 サクに打ち明けてきたという話を聞かせてくれました。

その友だちとサクは、サシで飲むのはその日が初めてだったんだそうですが、
彼は、早くに両親を亡くした話や、気持ちが荒んでいた頃の話、働きながらお金を貯め受験勉強をして大学へ入った話、今春卒業して就職するも、うまくいかずに辞めてしまい、今はアルバイト生活をしている話などを、たくさん語ってくれた、とのこと。


a0237268_18005220.jpg

そして

「こんなに喋るつもりなかった。ごめんなさい。生まれて初めて自分のことを、友だち・・・しかも年下の人に話してしまった。我ながら驚いてる。でもなんだか凄く癒された。嬉しかった。ありがとう」

そうサクに言ったとか。

(そうか、そういうことがあったのか・・・)



サクが私に

「俺、なぜか『誰にも話したことない話』を聞かせてもらうことになるんだよな・・・」

と言うので、私は

「サクは静かに優しく受け止めるからだよ、きっと。この人わかってくれそうだな、って思うから話すんだよね。いいところだよ」

と言いました。



私は初め「音ゲー仲間」と聞いて反射的に嫌悪感を抱いてしまったわけですが、でもその夜の サシ飲み話 を聞かせてもらううちに、

話を遮れず、終電逃すことになっても、彼の話をじっくり聴こうと思ったサクの姿が目に浮かび、
その友だちが、聞き上手のサクに生まれて初めて自分の身の上を語ってしまったというのもよくわかり、
二人にとって 意味のある 忘れられない時間になったかもしれないなぁ

そう思えたのでした。



そして、「ゲーセン仲間=排除したい敵」みたいに思ってしまった自分が恥ずかしくなりました。


ああ、私って母親は・・・しょぼん



★ ★ ★ ★ ★ ★



息子のサクは、小さい頃は 俊敏、活発、とにかくよく動く元気な子どもでしたが、大きくなるにつれ、繊細さ、小心さ、感情的に不安定なところを見せるようになり、その傷つきやすさには、母として戸惑うことが増えました。

自分でも「豆腐メンタル」と自嘲的に言います。

でも、本当に本当に、気持ちが優しいです。
迷惑かけられても酷い目に遭っても、誰かや何かを悪く思わないようです。「そっかあ・・・仕方ないよね、頑張れよ」みたいに許します。

人がよすぎるだろ、と思うこともしばしば。

意地悪さ、ゼロ%。



そんなサクですが、来月からアメリカへ留学することを決めていて、いま準備中です。

これまでを振り返ると、受験して入った中学を辞め、大学を辞め、仕事を幾つも辞め・・・という挫折続きで、長らく閉塞感に苦しんでいましたので、一年でも海外へ出て行くのは とてもよいことだろうと、母としても喜んでいるところでした。



★ ★ ★ ★ ★ ★



その友だちには、「いろいろと見聞きしてきたこと、体験したことを、帰国したら話を聴かせてね」と言われたとのこと。

激励が嬉しかった、しっかりやって来なくちゃと思った、とのこと。

よかったね。

アメリカ、元気に行ってきて、土産話を持って会いに行って、またゆっくり飲んだら?と言いました🍀


a0237268_18014834.jpg


以上、猛烈に反省し、ちょっとだけ成長できた気がした 母あかり、でした<(_ _)>あせる




[PR]
by kktreasure | 2016-09-20 08:17 | 子育て | Comments(0)


十代後半や成人後のお子さんの進路についてのご相談を受けていると、
我が身に照らし身につまされながらも、
「それは やりすぎ、過保護がすぎるなぁ」と思うことがあります。



朝ドラ『とと姉ちゃん』にこんなシーンがありました。
主人公・常子の妹、次女の鞠子が結婚した夜、常子のとその母親が語り合う場面です。


常子が母親に

「かか(お母さん)もやはり、私に結婚してほしいですか?」

「私が結婚して巣立っていくのを見届けるまで、安心できませんか?」




それに対して、母親はこう言いました。

「私たちの世代は、そう思う人がほとんどでしょうね。

私もできれば、あなたも美子(三女)も、素敵な方と出会って幸せに暮らしてほしいとは思ってるわ。

でもね、それは、その方が安心だからということじゃなくて、
それは、私に想像できる限界 だからかも。

あなたを見ていると、幸せの形はひとつではないのかな、と思うわ。

結婚しなくても、あなたは十分に一人前です。それは確かよ。」





母親は常子に、自分の結婚してほしいという願いは、それが、自分が想像できる幸せというものの「限界」だからだ、と言っているんですね。

でも、出版社を興して奮闘する娘を見て、それもひとつの幸せの形なんだと思う、と言って、娘を尊重している・・・

素敵なシーンだったので、メモを残してありました。



私たち親というのは、"自分が想像できる限界のこと" を、それが正解のように伝えます。ときに強要します。

もちろん、良かれと思って。幸せを願って。

でもそれは、正解のひとつであるに過ぎないかもしれないし、正解でも真実でもないこともあるでしょう。「自分の知っている幸せの限界」であるだけで。



そのことを認められるようでありたいな、と思います。

そして、いい歳に育った自分の子どもの選んだ道に立って行く手を塞いで、思惑どおりの道へ誘導しようとするのは、いい加減やめなきゃいけないな、と思います。

子どもたちは、我々の知らない考えとやり方で、我々の知らない時代を生きていく人たちです。

埃だらけの古い巻物みたいなものを「これを大事に持っていけ」と押し付けてはいけない。

いつの時代も変わらぬ 親ごころ ではありますが。。。


a0237268_16192189.jpg

[PR]
by kktreasure | 2016-09-02 08:15 | 子育て | Comments(0)


電車の中で、小学校中学年の女のコが2人、話をしていました。

「札幌から来た○○ちゃんちって、うちらのマンション。3階だけどね」

「ふーん、チョー低層階



・・・タワーマンションの話かな? う~ん、リトル・オバさんだな (・_・;)




以前、ベビーシッターをしていた時、タワーマンションの30何階だったかに住む幼稚園児から

「ねぇ、サトヤさんちって、何階?」

と聞かれ、その時は意味もわからず

「二階建てのおうちに住んでるよ」

と答えたら、なんなのか困ったような顔をされたことがあったのですが、

その後、同僚から、「タワーマンションには、高層階vs低層階の対立があり、ママ・カーストがあるのよ・・・」と教わって、へーなるほど、と、サトヤさんちが何階かと尋ねた子は、私の家が二階だから、気の毒に思ったのか・・・と気づいたのでした(笑)

a0237268_9878.jpg



でも、なんだかその子の育っている世界って大変だなぁと思いました。

そういう、もうじき世の中で通用しなくなるに違いないものを大事に、そんな価値観で生きている親たちが、あえて教えてるのではないにしろ、子どもたちに、そういう しょうもないことを教えてしまっているんだなぁ・・・と。



本来子どもは、そんなことで人を区別しないはず。

ほんとだったら子どもの世界では

30階の家は「おまえんち、眺めがいいね」、「空が近いね」

3階の家は「エレベーター使わないでも出入りできていいね」、「ベランダから外で遊ぶ友だちの顔が見えていいね」

そんな感じでは?

a0237268_985295.jpg

[PR]
by kktreasure | 2016-06-25 09:10 | 子育て | Comments(0)


息子のサク(24歳)とテレビを見てたら、
「子どもの頃に親から読み聞かせてもらった絵本」の話をやってました。

私がサクに、

「いろいろ読んで聞かせたよね」
「いちばん心に残ってる絵本って何?」

と尋ねたら、

「絵本では『アレクサンダとぜんまいねずみ』とか『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』、あと『ルドルフとイッパイアッテナ』かな?」

と言いました。

a0237268_9114743.jpg
レオ・レオニ作『アレクサンダとぜんまいねずみ』。美しい絵本☆



「でも、いちばんは、絵本じゃなくて『ドルオーテ』。ダントツ1位ね!」

とのこと。



ああ、あの本! 懐かしい。



『ドルオーテ はつかねずみは異星人』というのは、青い鳥文庫の中の一冊で、主人公の男の子と、異星人(地球では はつかねずみ のカラダを借りる)の交流を描いた物語です。

そういえば、何十冊もあった青い鳥文庫の中で、サクは この『ドルオーテ』が とびきり好きでした。

私にも、繰り返し読んでくれとせがみましたし、自分でも、何度も何度も読んでいたようでした。



今はもっぱらスマホの文字くらいしか読んでいないような生活をしているサクですが、子どもの頃は、すごい読書量でしたっけ。

そのサクが、私が読み聞かせた本の中でお気に入りは?と聞いたら『ドルオーテ』を挙げました。

そしてその『ドルオーテ』は、幾度も行われた「本の処分祭」で処分されることなく、じつは今もサクの書棚の隅っこに、大事にしまわれていたと知りました。

a0237268_9121988.jpg
部屋から持って来て見せてくれた『ドルオーテ』



小さい頃に繰り返し読んでやった本というのは、記憶からは消えていても、その人の人生に長く効く糧になっているんじゃないかと思いますが、
我が息子にも、大事に守ってきた一冊があったのだなぁと、とても嬉しかったです。



みなさんの、子どもの頃の愛読書、お母さんに読み聞かせてもらったお気に入りの絵本は、なんでしょうか・・・

a0237268_9131547.jpg

[PR]
by kktreasure | 2016-05-31 09:15 | 子育て | Comments(0)


私は以前、ベビーシッターをしていました。
○○家専属、というのではなく、登録していた会社からの要請があると 依頼されたご家庭を訪問して お子さんのお世話をする、という仕事が主でした。

お預かりする子どもの年齢は、下は新生児、上は小学校6年生までと幅広く、生まれたての赤ちゃんを細心の注意を払ってケアする、という仕事もあれば、保育園や学校へお迎えに行ったり、保護者の代わりにお稽古事やお受験塾に付き添ったり(←紺色スーツ着て行くんですよ、私が。笑)、学校の宿題の監督をしたり、勉強を教える、という仕事もあったりして、とても楽しかったですね。

a0237268_19595520.jpg


時にはご夫婦やご家族のゴタゴタに遭遇し、相談されて・・・(それが私がカウンセリングルームを始めようとするきっかけの1つにもなったのですが・・・)こう言っては何ですが、すごく面白かったです。

なるほど、いろいろな家庭があるもんだな、若い核家族にはこういう困難があるんだな、と、社会の最小単位の中を眺める、そして援助する、という体験は、とっても勉強になりました。

「家政婦は見た」ならぬ「ベビーシッターは見た」でしたね。


   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


何百ものお宅に入り、たくさんの親子を見て確信したことの一つに、

「子どもはお母さんが幸せそうにしてるのが一番なんだ」

ということがあります。

シッターを利用する人の一番多い理由は「仕事や用事の都合」ですから、子どもに対して「一緒に居てあげられなくてごめんね」という気持ちの人の人が多かったですが、
中にはほんとに「こんなママでごめんなさい」という気持ちが滲み出てるお母さんがいました。

立派な手づくり晩御飯を置いて行って偉いのに「作りたてを一緒に食べてあげられず、温め直しをシッターと食べさせてごめんね」とか、とにかく罪悪感でいっぱい。

そういうママは、何でもかんでもすごくちゃんとしようとしてました。
たぶん「やり過ぎ」てるのに、もっともっと頑張らなくちゃと思ってて、「私って至らぬ母だな」「ダメだな」って感じてて・・・、だから自分への怒りがお顔に出てました。

で、そういうお母さんの子どもって大抵、"お利口" なんだけど元気がなくて、なんか子どもらしくなかったです。
お母さんのエネルギーを吸い取ってるみたいに見えました。



一方、「疲れてるからご飯作りサボるね」「今日は郷家さんにピザとってもらって食べて!」
とかいう調子の、雑な(笑)でも楽しそうなお母さんの子どもは、やっぱり楽しそうでした。
好奇心がすごいし、遊んでいても、自由な発想でイキイキしてて・・・♪♪

いい加減なお母さんだと、シッターとしては困ってしまうこともあったのですが、
「この人は、自分が幸せでいることを譲らないんだな」
「お母さんが幸せでいる姿を見ている子どもは、何かあったとしても、人生きっと大丈夫だな」

そう思ったものです。



ベビーシッターなんか頼める余裕のある家は別?

・・・それはそうかもしれない(^-^;)

それでもですね、

子どもはお母さんの自己犠牲とか 罪悪感に基づいた「献身」とか 辛そうな様子は望んでいない

というのは一緒でしょう。

お母さんは、ヌケてても失敗ばっかりでも、やっぱりニコニコとしていてること、元気で好きなことをしてるってことが、すごく大事なんだと思います。



いろいろと大変なこといっぱいあるなか頑張ってるお母さん、

どうか

自分の出来ないところを見て心配したりダメ出ししたりしないで、だいじょぶだいじょぶ、って唱えて微笑んでいてください。

そして、お母さんは自分の人生を幸せなものにするよ!っていう心意気を、お子さんに伝えてあげてください。

子どもは、大好きなお母さんが幸せなのが一番嬉しいし、
それが人としての丈夫な根っこを発達させて すくすく伸びていく、何よりの力になる。

そう思うのです

a0237268_2024494.jpg

[PR]
by kktreasure | 2016-03-16 12:45 | 子育て | Comments(0)

お客様が、何日か前のネットニュースで読んだという バイオリニストの高嶋ちさ子さんの『子どものゲーム機バキバキ事件』に、「自分も同じことをしたことがある」と打ち明けてくださいました。

私もその記事読んでいました。
高嶋さんは、ルールを破ってゲームをしていた息子さん(小学生)に激怒して、ゲーム機を手でバキバキと折り、「ゲームが出来なくなることを嘆くより、ママからもう二度と信用されないということを心配しなさい!」と言ったのだそう。

上のお客様は、お子さんのゲーム機とケータイを壊したことがあるんだそうですが、いずれもカッとなってやってしまったことで後悔しているとのことですが、高嶋さんは「主義」なのでしょうね。



私の父も、激情を抑えられない人で、しかも肉体的に物凄く強い人でしたので(小学生時代は、後にプロレスラーになったサンダー杉山さんが子分だったとかなんとか・・・)、躾と称した暴力行為は、それはそれは恐ろしいものでした。

でも結局、子どもだった私の心に残したのは、家財や私の大事な物が破壊された その「無残な画像」と「恐怖」だけでした。

また、「とにかく親を怒らせないようにしよう」「悲しませることもやめよう」という決意も、重すぎる足枷になっていったと思います。



躾は大事です。やるところはキチッとやりたい。身につけておいた方がいいことってありますから。
でもやはり、子どもの恐怖心を使って支配したり、罪悪感を植え付けていくことで躾けようというのは、賢くないと思いますね。
親の方は「これでよし!」と思えたりスッキリしたり、できるかもしれませんけれど。
そもそもそれは、"調教" です、人にやることじゃない。



いずれ自分から離れ、自分と別の道を歩いて行くはずの子どもには、
良い旅支度になるプレゼントをしてあげたいものだと思います。

それをするのに 恫喝 や 物の破壊 は要らないはずです。


a0237268_947256.jpg
(C)Shuji Moriwaki

[PR]
by kktreasure | 2016-02-16 12:15 | 子育て | Comments(0)