カテゴリ:映画、テレビ、芸術( 93 )   

古坂大魔王さんの「ハッピーちゃん論」素晴らしかった   

2017年 12月 23日

深夜にテレ朝でやっている『俺の持論』という番組があります。ご存じですか?


タレントたちが自分の“持論”を主張するプレゼン番組で、みなさんの主張の内容やプレゼンの上手さが興味深いので、楽しみに見ているのですが・・・


ひと月くらい前、この番組に ピコ太郎プロデュース の 古坂大魔王さん が出て、

「PPAPから学んだハッピーちゃん論」というプレゼンをしました。

昨晩、録画消去の前に もう一度・・・と思い見てみましたが、素敵でした☆




古坂大魔王さんのことは、ピコ太郎のPPAPが流行ったときに知ったのですが、そのころ一度、ある番組でディズニーリゾートを子役の女の子と回っている様子をお見かけしたことがあります。


そのとき、「あら、この方、子どもにも番組スタッフにもすごく気遣いができて、わきまえてて、とっても優しい人なんだ」「そして 高波動 !」と軽く驚いたことを思い出しました。


"芸歴25年の苦労人" なんですね。




古坂さんは、「愛こそ最強」と題して話を始め、


・「恋」と「愛」は、脳から分泌される物質が違うんですよ、


・「恋」はテストステロン(男性ホルモンの一種で狩猟本能と関わる)、「愛」はオキシトシン(哺乳類だけが持っているホルモンで、ストレス緩和、癒し効果がある。愛情ホルモン、幸せホルモンと呼ぼれる)・・・つまり、恋と愛は、全く違うんですよ、


と説明しました。


そして、

愛の物質・オキシトシンを、呼びにくいから「ハッピーちゃん」と呼ぶことにしましょう、と言って、その「ハッピーちゃん」のお話をしていきました。




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愛は言葉の壁を越えるんだ、という話(世界を飛び回ったんですね、ピコ太郎。国連に行ったり、ウガンダ親善大使の仕事をしたり・・・)や、

SNSで悪口書かれても「見てくれてありがとう」「意見をもってくれてありがとう」と「ありがとう」で返すんだ、という話(売れなかった頃は批判さえなかった、無視が一番つらいものです、と・・・)


とにかく頭の中を「ハッピーちゃん」で満たせばいい。


愛をもって対応しても愛が返ってこないこともあるでしょう、でも大丈夫、愛というのは貴方の人生に貯金されている。愛の貯金・・・「貯愛」と言います!


・・・そんなお話をしました。




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長く続いた売れない時代にも、大事な先輩や仲間に愛を届ける行動を続けていた古坂さん、

忙しくなった今を


「今は貯金(貯愛)が一気に全額、満期でドンときてるようなものなんです」


と笑顔で言ってました。ステキ!


ほんとに愛の人なんだな、だからみんながPPAPを見てハッピーな気持ちになったんだな、ただ あの衣装とあの楽曲・パフォーマンスが面白かった・・・ということだけではなかったんだ・・・、と納得したのでした。


"ハッピーちゃん" の出る「俺の持論」でした。感心しました。





あなたは


「ハッピーちゃん」出てますか?


「貯愛」してますか?





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by kktreasure | 2017-12-23 12:05 | 映画、テレビ、芸術 | Trackback | Comments(0)

「いちばん大切なのは、〈愛する〉才能」  映画『ギフテッド』   

2017年 12月 05日


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久しぶりに映画を観に行きました。『gifted/ギフテッド』。

「ギフテッド」・・・神様から与えられた、生まれながらの突出した高度な知的能力。またはそれを持っている人。



生まれてすぐに母親が亡くなった7歳のメアリーは、生まれついての数学の天才です。
叔父(母の弟)のフランクに育てられてきました。
優しくて賢い、片目の猫・フレッドと一緒に、ささやかながら幸せに暮らしています。


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入学した小学校で、メアリーの数学の能力はたちまち明らかになってしまい、"ギフテッド向き" の教育が受けられる学校への転校を勧められます。

また、縁を切っていたフランクの母親(メアリーの祖母で 元・数学者)が現れて、
天才数学者として歴史に名を残せるほどの孫娘に、最適な教育環境を与えたいから引き取る、と言い出し、フランクと、親権を巡っての裁判になります。


フランクが、姪のメアリーに "普通の子ども" として育ってほしいと願い「俺たちはずっと一緒だよ、離れない」と言って愛情深く育てて来た理由・・・
そこを描くことで、この映画は観る者に、主題「ほんとうの幸せってなんだろう」について考えさせてくれるのですが・・・

物語の終盤で明かされる、亡き姉からフランクが託された「重大な秘密」には・・・
うわーーー!!(驚)でした。


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なんといっても主演の子役、マッケナ・グレイスが素晴らしかったです。
オーディションに彼女が来なかったら この映画は作れなかった、ということに納得。

ちょっと生意気なしかめっ面、うんざり顔、7歳の子どもらしいあどけなさ、健気さ、全身で表す喜びや不安や悲しみ・・・本当に愛らしく、すごい子役がいるもんだと感心しました。



劇場は、笑いや涙に包まれていましたが、
"ギフテッド" ではなくても 元・子どもである私たちは、メアリーに己を重ねて見入っていたところがあったかも。
姉との約束を果たすべく、姪のメアリーを独りで育てて来たフランクにも、大いに共感しながら見ていた人もいたことでしょう。

隣に座ってたサラリーマン風の男性(40歳前後?)も、よく泣いてたなぁ・・・。
きっと、何か触れるものがあったんでしょう。


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叔父のフランクは、”キャプテン・アメリカ" の クリス・エヴァンス。
ハリウッドで いま最もオファーの多い俳優さん、とありましたが、
誠実で逞しい、そして哀愁の漂う叔父を好演していました。好き!



「家族」「親子」「子どもというもの」のこと、「豊かで幸せ」ということ・・・
いろいろなことを思い、ほんわかと温かい気持ちの残る、とっても良い作品でした。
忘れられない名シーンがたくさん。

上映劇場は多くないかもしれませんが、ぜひご覧になって下さい、お薦めしますオススメ,肉球





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by kktreasure | 2017-12-05 11:55 | 映画、テレビ、芸術 | Trackback | Comments(0)

『怖い絵展』(上野の森美術館)へ   

2017年 10月 19日



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上野の森美術館で開催中の『怖い絵展』に行って来ました。
私は中野京子氏の著書『怖い絵』のシリーズがとても好きで全て読んでいます。
中野氏特別監修の今回の展覧会、楽しみにしていました。

連日、大変な混雑ということだったので、雨の平日を狙い開館15分前に行ったのですが……
やっぱりすごい混雑でした。大盛況なんですね。



「怖い」は強烈に私たちを惹き付けます。
私たちが怖いと思うものには、「死」に収斂されていく病や暴力、戦争、天災など、それから、悪霊、魔、怨念、暗闇、他者の思惑など「未知のもの」、それから、「喪失」とか「孤独」「不安」など・・・、いろいろありますね。

それら、いろいろな「怖さ」を、解説つきの絵画の数々 で見ることのできる機会というのは貴重だなと思いながら、ありがたく鑑賞させてもらいました。
見るからに怖い絵もありますが、一見そうではないのに意味を知ると凄く恐ろしいものを孕んでいたんだ・・・と気づかされてぞっとなるものも・・・。



本展の目玉、『レディ・ジェーン・グレイの処刑』(ポール・ドラローシュ、1833年)ですが、
この作品は、長らく、個人所有であったり、テムズ川の氾濫後半世紀近くも "行方不明" になっていたもの、とのこと。
1973年にロンドン・ナショナル・ギャラリーに戻った時は奇跡といわれたこの作品、日本へやってきたのは今回が初めてということです。


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この絵の主人公、ジェーン・グレイは、たった9日間女王であったのちに玉座から降ろされ処刑されてしまったのだそうですが、16歳だったとのこと。

純白に輝くドレス、真っ白な肌、目隠しはされていますが匂い立つような美しさを持ったジェーン・グレイの存在感はものすごいです(絵のサイズも、約2.5m×3.0mと大きいです)。

"失敗なく一撃で斬れるよう"ジェーンは髪をよけ首を出させられ、手は首載せ台を探しています。
落ち着いた処刑人の風情と慈悲深く介添えをする司祭。
そして、広げられた黒い布と血を吸いとるために敷かれた藁・・・
この直後にどうなるのかを想うと胸を衝かれます。

見に行くことのできる方は是非。間近で見られます花
会期:12月17日まで。



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by kktreasure | 2017-10-19 11:55 | 映画、テレビ、芸術 | Trackback | Comments(0)

熱中している人が好き   

2017年 10月 10日

オーストラリアに発つ前、息子のサクが

「今回は、テレビ番組のダビングしたものを、ときどき送ってもらっていい?」

と言って、幾つかの番組を挙げました。


昨日は、その中のひとつ、『香川照之の 昆虫すごいぜ』 (NHK Eテレ)が録れました。


泊まりに来ていた娘のショウコと一緒に録画を観たのですが・・・、すごく面白かったビックリマーク


この番組、昆虫マニアの香川照之さんがカマキリの被り物と衣装をつけた "かまきりカマキリ先生" として登場、

毎回、虫捕り網を持って野山を駆け回ります。


昨日は「3時間目 オニヤンマ」の回でしたが、

香川さん、すごく嬉しそうだし、いちいち興奮しちゃうし、さすがな知識だし・・・

とにかくイキイキして採集や実験に励んでいるので、観ているこちらまで楽しくなってしまいました。



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一緒に観ていたショウコが、今やテレビには、こういう "本物" を求めたいよね、と言いました。


ほんとほんと。


子供騙しな作りのもの、嘘ばっかのもの、誰かを落とし穴に落として笑うようなヤツは要らんよね、という話をしましたマグカップpマグカップb




『昆虫すごいぜ』 のほか、何本かのドキュメンタリー、バラエティー番組もダビング。

よく観ていた 『YOUは何しに日本へ?』 も・・・。


この番組も、熱心に取材してるのを成田空港で実際見ましたが、VTRを観ているバナナマンのお二人のコメントも温かくて、好きです。


今回ダビングした回では、周防大島に住むカナダ人男性が紹介されていました。

「一度の人生、後悔したくなかったから」と早めにリタイアし、買ったヨットで日本へやって来て日本を一周したんだとか。


50歳を過ぎてからの決断と挑戦のお話に、

うーん、私にも、これからやりたいこと、まだ何か思いつくことはあるかなぁ・・・

と我が身に照らし、ちょっと考えてしまいました。




私はやっぱり「熱中している人」「大好きなことに注いでいる人」が好きだなぁ・・・ ハート


と、そんなことを想いながら、CDダビング作業をした昨晩でした。

明日発送してこようJP





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by kktreasure | 2017-10-10 11:04 | 映画、テレビ、芸術 | Trackback | Comments(0)

指揮者・西本智実さんの脳内トリップ   

2017年 09月 16日

何日か前、朝テレビをつけたら、指揮者・西本智実さんがご自宅で取材を受けている様子が映っていました。

ご自宅公開は初、とのこと。

Tシャツにパンツというラフな家着姿も新鮮でした。



西本智実さん、「男装の麗人」などと言われる美しい方ですが、

ロシアで学び、アメリカ、アジア…と活動の幅を広げ、クラッシックファンの裾野を広げてらっしゃる、世界でも珍しい女性指揮者です。



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(※画像、お借りしました)


私は随分前に一度だけ、誘われて友人と出掛けた演奏会で、彼女の指揮を生で見たことがあります。


峻烈で優雅で、すっかり魅了されました。


カリスマって、こういうことか・・・という衝撃も受けましたし、

「この人は、音楽を神様に捧げているようだ」と感じました。


後に、彼女の率いるオーケストラが、アジアで初めて「ヴァチカン国際音楽祭」に正式招聘されて演奏し、喝采を浴びた、ということをニュースで知った時は、ひどく納得したものです。




その西本智実さんのご自宅での様子をテレビで紹介していたので、つい見入ってしまったのですが、

番組では、西村さんのオフの日の過ごし方を紹介していました。


宝石紫 駅などに置いてある旅行のパンフレットを貰ってきて眺める

(そこへ行っている気分に浸るために、ヒグラシと小川の音 をスマホで流し、「いま自分は、ちょっと行ったら大好きな温泉がある森の中にいる」などと妄想するんだそうですはーと


そのほか、


宝石紫 万華鏡を覗く

宝石紫 蜜蝋のロウソクの炎を眺める

宝石紫 パリの街並みとそこに居る人たちのミニチュアの人形を配置換えして対話させたりする


という、"妄想系 "の趣味 を披露していました。




私はその趣味、すごくいいなぁ、素敵だなぁ、さすがだなぁと思って見ていたのですが、

取材していた若い女性スタッフは「理解していない」感じでしたし、VTRのナレーションも、面白く伝えようとする意図なのか茶化しているふうで、ちょっと残念な気持ちになりました。


「西本さん、お疲れのようです・・・」

とか、

「西本さん、やっぱりお疲れなのでしょうか・・・」

とか、

いちいち「お疲れ?」「お疲れ?」って、そんなナレーションを挟むのは、なんかお粗末だし失礼だなぁ、と。朝の情報番組だから、軽い調子は仕方ないか・・・




彼女の、あれだけのバイタリティ、クリエイティビティ、リーダーシップを想えば、

そうやって 心身を休ませ、パワーを集め、意識を拡大させたり、新たな場所にアクセスしたりしている のは当然だろうなぁ、と納得しました。

やはり凄い才能を発揮している人というのは、それぞれのスタイルの瞑想をしているものだなぁ、とも。


指揮者って、タテに何十段にもなってる楽譜を見て、その音楽を聴く人ですよね。

オーケストラを率いて、楽譜に描かれた音符から自分だけの世界を作っていく・・・

そういうことをする人の妄想、脳内トリップは、スケールも豊かさも違うんだろうと思います思う



西本さんのご先祖は、長崎平戸の生月島で暮らした隠れキリシタンだったのだそうですね。
「祖先たちが導いて下さっているようにも感じている」、
「今を生きる多くの方々と一緒に音楽を通じて祈りを捧げたい」
という彼女は、今後どんな活動をしていくでしょう・・・きらきら


私も今夜は独り、目を閉じてトリップしたいと思います。
プレーヤーから流す音は、清流の音か、波音か、夜の森の音か・・・ 星



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by kktreasure | 2017-09-16 11:55 | 映画、テレビ、芸術 | Trackback | Comments(0)

「人の役に立たなきゃ生きてる意味がない」 ~『ごめん、愛してる』より   

2017年 07月 24日

今期は "心待ちにするドラマ" が無くてつまらないです。

でも幾つかの作品を、なんとなーく視聴しています。


その中のひとつ、『ごめん、愛してる』(主演:長瀬智也さん)。

その第3話に、こんなシーンがありました。


幼い頃母親に捨てられて不遇な環境を生きて来た、長瀬くん演ずる律が、吉岡里帆さん演ずる凜華に、こんなことを言います。



「捨て子ってのは人の役に立たなきゃ生きてる意味がないんだ。そうだろ?」


「親にとって子どもは無条件に可愛い。生きてるだけでOKだ。でも俺はそういうわけにはいかない」



この言葉、

ちょっと前にカウンセリングに来られたお客様のことを思い出したこともあり、

それから、小さかった自分の気持ち・・・(私には両親がいて、「捨て子」ではなかったけれど、勝手に自分を心理的な捨て子だなぁと感じて大きくなってしまいましたので・・・)に重ねたこともあり、

不覚にも目頭濡らしてしまいました。

(1話、2話と、なんだかベタな設定と展開だなぁとか韓国ドラマっぽいなぁなどと思いながら、引いて見ていたんですけど・・・)




人の役に立てているのかどうか、人に喜ばれるかどうか、いつもいつも自分の行動の基準はそれだった、と、そんな人もいらっしゃるでしょう。


人の役に立たなきゃ生きてる意味がない。生きてはいかれない。


そんなふうに思って、子どもの頃から緊張して必死に生きて来た、ということの切なさ、哀しさ・・・です。




ドラマで律は凛華に、

「そんなことを思って今まで生きて来たの?」

「そっか・・・。えらいね。よくここまで大きくなったね」

と言われ、いいこいいこされると、

「膝枕をしてくれ」「子守唄を歌ってくれ」とぶっきらぼうに頼み、歌ってもらいながら目を閉じて涙してました(大きなナリした粗野な感じを湛えた長瀬くんが演るので、よけいグッときた・・・笑)




そう。お母さんの膝枕。子守唄。ただ、安心して眠ること。


人は、そんな経験を持っているかどうかで、かなり違いますね・・・




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by kktreasure | 2017-07-24 17:17 | 映画、テレビ、芸術 | Trackback | Comments(0)

ベストアルバムみたいな人生じゃ疲れる   

2017年 06月 02日

昨年からやっている トヨタ自動車のC-HRのCM。

Queen (イギリスのロックバンド)の 『Keep Yourself Alive』 が使われています(・・って、わかりますかね?)


私は高校時代、 Queen が大好きで、よく聴いていました。

アルバムも、ほとんど買って持っていました。


なので、CMで耳にするたび 「やっぱりイイわー♪ 上がるわー♪」 と思い、

そうだ、車を運転するときに 『Keep Yourself Alive』 聴こう、そして、ビュンビュン行こう、と思いまして(苦笑)


収録アルバム『旋律の王女』を探したんですが、見当たらない・・・




で、気づいたのは、「私が買ったのは LPレコード だったんだ、CDは持ってなかったんだ」ということでしたガーン


仕方なく、何年か前に買ったベストアルバムにも収録されてるから・・と、それをスマホに入れて、車でかけたわけなんですけど・・・



・・・なんか、調子狂うんですよね。ベストアルバムってショボーン



"聴き込んだアルバム" というものがある方は、解ってくださると思うのですが、

アルバムって、その構成ってものがあって、曲順ってものが大事で・・・

ヒットした曲をぎゅうぎゅうに詰め込んだようなベストアルバムって、

次から次へ・・・で、息つく間もない感じで、「おっ、おう・・・」ってズッコケそうになる・・・あせる




ちょっと、人生を想ってしまった。


ときどきお客さんにもお話するのですが、


人生、絶好調は続かない。

どうやっても調子が上がらない時もある。

動けず休むしかない時もある。

そしてまた、確実に満ちていってることがわかる時期が来る・・・



ベストアルバムみたいな人生を望んでも仕方がないんですよね。

というか、そんな人生、軽くて喧しくて、いいもんじゃないかも。


上がって、下がって。


引いて、満ちて。


そんな感じを受け入れながら、行くのがいいですニコニコ



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・・・なんて、Queen のベストアルバムで、人生のバイオリズムを思ってしまった話でした。



ちなみに、冒頭に書いたトヨタのCMのキャッチフレーズは、

起用曲 『Keep Yourself Alive』 にちなんだ


「 Keep Yourself Alive 走るなら、自分の道を。」


となっています。


素敵ですウインク





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by kktreasure | 2017-06-02 08:14 | 映画、テレビ、芸術 | Trackback | Comments(0)

憧憬 ~朝ドラ『ひよっこ』   

2017年 04月 20日

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今期の朝ドラ『ひよっこ』。

マラソン解説の増田明美さんがナレーションをしてらっしゃいます。

初回いきなり「おはようございます。増田明美です」と爽やかな声のご挨拶に始まり、ちょっと驚きましたウインク

視聴者に優しく語りかけるナレーション、とっても素敵ですハート




本作は、茨城の北西部の村で生まれ育ったヒロイン(演:有村架純ちゃん)が上京して成長していく物語だそうですが、まず、舞台になっているヒロインの故郷がいいです。

ヒロインが育った農村の風景は、トトロのサツキちゃんとメイちゃんが走ってそう、ド田舎です。


そして、ご飯が炊き上がるとカチッとスイッチが上がる炊飯器とか、家にはなくて借りに行って電話交換手さんに繋いでもらう電話とか、『ひょっこりひょうたん島』『ゼスチャー』、「インド人もびっくり」って言うカレーのCMなど‥‥


"嗚呼、昭和30年代" です。懐かしさで きゅんとします。

私は埼玉県に生まれ育って、結婚後も実家を二世帯住宅に建て替えて親と住むことを選択しましたから「帰れる故郷」がありません。

農業の厳しさも、父親が出稼ぎに出なくてはならない、という状況も、私には解りません。


でも、「遠く離れたとしても、いつも心に想う大切な故郷がある」というのは良いものなんだろうなぁ、故郷があるっていいなぁと思いながら見ています。




それから、

子どもの育つ環境に、働き通しでキツいだろうに愚痴らず嘆かず日々笑顔でいる両親とお祖父ちゃん、叔父さん、村の人達‥‥という「頼もしい大人たち」の姿があり、温かい関わり合いがある、ということの素晴らしさを思います。

それら全てが、育っていく "ひよっこヒヨコ" たちを、包み、導いています。

そういうものはきっと、ひよっこたちが大人になった時には、大きな糧、揺ぎない支えになっていることでしょう。


そういうことを、羨ましく思いながら見ています。




しかしこのドラマ‥‥2回に1回くらい、涙してる気がします‥‥

泣くと毎回、やれやれ、どうという場面ではないのに、私は何を泣いてるんだろう‥‥と思うのですが、

改めて考えてみると、私の涙腺を緩めるのは 「憧憬の気持ち」です、きっと。

このドラマには、子どもだった私が「すごく欲しかったもの」が映し出されているのです クローバー




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by kktreasure | 2017-04-20 11:35 | 映画、テレビ、芸術 | Trackback | Comments(0)

GoogleEarth で起こした奇跡 ~『LION ライオン 25年目のただいま』   

2017年 04月 11日

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兄に「ここで待ってろ」と言われた駅のホームで、つい列車に乗り込んで居眠りしてしまい、

運悪く、その車両が回送列車だったためにノンストップで遥か遠くの町まで運ばれてしまった5歳の少年。

さらに運悪く、やっと降りられた駅では人々が話す言葉が少年の方言とは異なっていて通じず・・・。


危険をくぐり抜けながらも結局家に帰ることは出来ず「孤児認定」を受け、オーストラリア人夫婦に育てられた青年が、25年経って故郷を見つけ出したというお話。実話なのだそうです。


幼少時代の主人公・サルーを演じたサニー・パワールという子役の愛らしさが先ず素晴らしかったです。大きな深い瞳に引き込まれました。圧倒的な存在感、輝きでした。



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サルーは、不自由なく愛情深く養父母に育てられ、立派な大学生になるのですが、
繰り返し頭によぎる、故郷や家族のおぼろげな像に苦しむようになります。

人は、自分の出自、根っこが不確かなままでは、丈夫な自分ではいられないものなのでしょう。
喪失している部分、自分は何者なんだ?何処から来た?という問い、それと「今」のせめぎ合い、養父母への感謝と罪悪感・・・、そういう葛藤なのだと思います。



それにしても、
5歳でよくもまぁ、数々の危機をくぐり抜けて偉かった。利発なんですね。
そして、
25年経ってしまったとはいえ、数少ない記憶を頼りに、よくもまぁ Google Earth で故郷を見つけ出しました。広い広いインドです。



映画のラストには、本当のサルーと "二人のお母さん" が抱擁するシーンが出てきます。
二人のお母さんから貰ったものを、サルーは自分の中に取り込んで、統合させることができたことと思います。

心から、よかったなぁ、奇跡だなぁ、と感動しました。


本物のサルー・ブライアリー氏は今、 インドで孤児院を営み、インドからオーストラリアへの養子縁組の支援活動を積極的に行っているそうです。

私はこの映画で、現在インドでは毎年8万人の子どもが "行方不明" になっているという現実を知りました。



上映劇場は多くないようですが、ご興味あったら是非ご覧になって下さいクローバー







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by kktreasure | 2017-04-11 08:31 | 映画、テレビ、芸術 | Trackback | Comments(0)

眠くて仕方がなかった春分。美術館と映画館で 小トリップ   

2017年 03月 24日

春分の少し前から、もう眠くて眠くて、どれだけ眠っても眠くて、
何をしようと思っても 「もうちょっと」。
散らばってしまう。集まらない。足りない。
これはダメだーあせるという状態でした。

どうにもならないのでもう、家事とか勉強とかは諦めて、
意識を別のところへ飛ばす作戦に出よう、と外へ出ました、名案 ニコニコ


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六本木で開催中の、ミュシャ や 草間彌生さんの展覧会も未だなのですが、
上野の西洋美術館で開催中の「シャセリオー展」へ。

シャセリオーはフランス・ロマン主義の異才と言われる人、37歳で亡くなっているんですね。

今回はルーヴル美術館所蔵のものを中心に100点以上の作品が来ていました。贅沢☆

展覧会のポスターになってる絵、『カバリュス嬢の肖像』・・・美しさが香り立つようでした。うっとり。

私はどうやら フランスに生きた過去世が幾つかあり、そしてそれらはいずれも悲惨な人生ではなく、芸術を堪能できる暮らしであったようなので、 フランスが舞台になっているものに触れると、いい感じにトリップ✈できるんですよね。
(貧しかった人生や酷い目に遭っている人生は、別の国で生きたときにあるみたいです。)



上野の桜、間もなくでした🌸
私は 地面に広げられてしまう ブルーシート が苦手なので、近づかないのですが。

レジャーシートって、なんであんな色なんだろう。
せめて、深緑とか、アースカラーにしてほしいぐすん


☆ ☆ ☆ ☆ ☆



それから一昨日は、夜、車でシネコン。

元気不足のため 気になってる 『モアナ』 や 『SING』 は またにして、

神木くんの 『3月のライオン』(前編)。



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私は、将棋は全くわからないんですけど、それでもとっても良かったです。
神木くんは、ああいう役ができてすごいなぁ・・・
『桐島、部活やめるってよ』の時も思ったけど、屈折してしまってる繊細な男の子を好演しますね。

自分の才能・・・、しかも居場所を失わないために好きでもないのに磨いたという才能。
それを発揮することが誰かを傷つけたり何かを壊してしまう…っていうのは苦しい。

…などと思って観てたので、自分の子供の頃へトリップして戻って来て…という時間になりました。


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眠くて仕方がないので、起きたまま見る夢、意識トバシ を楽しんだ、この春分でした星



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by kktreasure | 2017-03-24 08:08 | 映画、テレビ、芸術 | Trackback | Comments(2)