カテゴリ:カウンセリング( 91 )

a0237268_12254318.jpgご訪問いただきありがとうございます。
心理カウンセラーの 郷家 あかり (さとやあかり) と申します。
東京・築地で、心の相談室をやっています。
対面セッションのほか、メール相談、電話相談も受け付けています。
カウンセリングの詳細については、以下より相談室のHPをどうぞご覧ください。


郷家あかりカウンセリングルーム HP
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by kktreasure | 2017-12-31 00:00 | カウンセリング

ご縁をいただき2年


今月で、出会ってちょうど2年が経ったお客様、Kさん(40代女性)。


セッションの終わりに2人して、初めてお会いした頃を振り返り、しみじみと、随分と変わりましたよね、と話しました。


Kさん今は、自分を否定して、自分で自分を虐めるようなことをしていた以前とは、全く違うエネルギー。

内面の変化で、こうも見た目が変わるものなのだな、と驚くほどですブーケ1




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Kさんは超・繊細な方で、子ども時代や過去世に体験した困難や恐怖を消化できずにいました。

すごく敏感でとっても怖がりで、ハートが怯えて縮こまっていました。


何回かのカウンセリングや、即効性があると謳われているような (?) セラピーでは、望む結果は出せないだろうな・・・、そんなふうに見えました。


先ずはとにかく、積もりに積もっているお話を外へ出していただかなくては どうにもならないだろうなぁ・・・という状態でしたし、


「ここから行くのは無理」「ここから先へは立ち入れない」という制限が(わたしから見て)たくさんありましたので、


慎重に、気長に、とにかく私の方は焦らずにどっしり構えて受け止めていく立場を取ろう、と決めてお会いしてきました。


数か月空くこともありましたが、お会いできない期間も、私は彼女の日常に起こるはずのことを信じて、心の中でエールを送ってきました。




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とはいえ、次回の約束をするわけではない不定期セッションでしたから、Kさんが私を見限ってしまえばそれまでだったわけなのですが、懲りずに足を運んでくださって2年・・・です。


今回は、お会いすると (Kさんご自身も実感されていることだと思いますが)、いよいよ本来の彼女の持ち味、才能が、日々の暮らしの中に表現され、花開き、香り始めているのがわかりました。


もともと持っていたものに次々と光が当たって、

「あっ!そういうことか・・・☆」「これでいいんだね☆」という確かな感覚がもたらされる・・・


これからはきっと、そんな現象がどんどん起こってくるのではないかと思います。


辛抱強くご自分の心に向き合ってきたKさんの 「春」 ですね 🌸



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1度だけ サラッと触れ合うような出会いも素敵。

数回お会いして「よし!」と納得していただいて別れる出会いも嬉しい。


そしてKさんとのご縁のように、「じっくりと、ご自分のために特別な時間を取る」と決めた方からいただくご縁は、本当に貴重で、カウンセラー冥利に尽きます。


Kさん、"例のもの" 持って、Kさんのタイミングで、またいらっしゃってくださいね。

お待ちしています クローバー




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by kktreasure | 2017-03-21 08:34 | カウンセリング | Comments(0)

昨日は、セッションの終盤、私の方から思わず手を差し出して握手をした・・・ということがありました。



Kさん(30代女性)。
中国で生まれ育った韓国人の方。日本やアメリカなど複数の国で暮らしたことがあり、4か国語を自在に使います。


昨年の春、強い不安やうつの症状を出しながら、

「自分の考え方に問題があるように思う」
「親子問題を解決したいので手伝ってください」


といって来られました。



話していると、完璧な(しかも洗練された上等な)日本語を話されますので、日本人ではない、ということをつい忘れてしまうのですが、じつは初めのお問合せでは「英語でのセッションは可能ですか?」と質問してこられました。「英語が最も細かな表現ができる言語なので」と。

私は、「残念ながら無理です、私の英語はトラベル英会話レベルです」とお返事したのですが、「では、日本語で構わないのでお願いします」と言って来室され、それ以来毎月、通ってくださっています。



Kさんは、生まれてからずっと日本の関東地方にしか住んだことのない私には想像もつかない、国を越える「移動」を何度もしてきました。
少なくとも子ども時代は自分の意思ではなく親御さんの都合で。

ひとりで放り出されたようになり彷徨った過去から、アメリカ、日本と移動した半生・・・。

これまでに経験した不安や孤独は相当なものだと思うのですが、それらを抑圧したまま、そして、実際には持っているのに無いことにしてきた「親への怒り」に囚われたまま、これ以上 生活、人生を運営していくことはもう無理、という段階に来ているようでした。

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実際Kさんは、溜め込んでいるエネルギーが大きすぎて、複雑すぎて、正直私は「これを安全に解放していくことは容易じゃないなぁ、日本語のセッションで、どこまでできるだろうか・・・」と感じていました。

真面目で聡明な彼女が大事に守ってきた考え、彼女を育んだ文化(私はきっと理解できていません)、流ちょうに話してくれるけれど、実は英語の方が容易に伝えられるのになぁと思わせているに違いない日本語でのセッション・・・

私は、この一年、せっせと通って来てくれるKさんのお役に立っているんだろうか・・・?、回数も随分と増えてしまったし、一度、他所のカウンセリング、セラピーも試してみるよう勧めてみようか・・・、と考えたこともありました。



でもKさんは、懲りず、諦めず、継続してくれました。

しかも、相談室に来てカウンセラーにどうにかしてもらおうなどとは考えず、毎回毎回、セッションでの気づきを持ち帰り、日常に生かし、新たな気づきを持って、また相談室へ足を運んでくれました。

ときには精神的に不安定になって、出張先のアメリカから、イギリスから、緊急スカイプセッション、ということもありましたが、

とにかく彼女は、自分を疎かにせず、自分の心から目を離さず、その深い泉を覗き続け、もっともっと軽やかになりたい、もっともっと優しい人になりたい、自分の人生をちゃんと(親のせい、育ちのせいにせず)生き直したい、と言って、覚悟し情熱を持って臨み続けてくれました。




昨日のセッションの終盤、彼女から出た言葉。

「私はやっと、自分を愛する、の意味がわかってきた気がします。やっとです」

「親はこうであるべきだ、自分はこうしてほしかったのに、という思いにしがみついて、恨みがましく生きることをやめられなかった自分が、ついに愛おしくなりました」

「自分は頑張ってきたんですね。そして、同じように、父も、母も、彼らなりに頑張ってくれたんですね。あれが精一杯だったのだと、無理せず自然に思えたら、なんだか愛おしさが込み上げました。そしてそのあと、自分への愛おしさで自分が満たされる、という初体験をしました。ずいぶん泣きました。不思議な涙でした」




・・・私が、思わず手を差し出し握手を求めてしまったのは、その時でした。

私は、Kさんが本当に努力して来られたことを知っていますので、
「よく独りでその境地に辿り着いたなぁ、凄いなぁ・・・」と、込み上げてしまったのです。



それを伝えるとKさんは、

「いいえ、自分は独りではなく、いつも、あかりさんと二人三脚で歩いている気持ちでした」

とおっしゃいました。



・・・ありがたいです。

本当に私は、彼女の一年を越える取り組みに付き合わせてもらいながら、育ててもらっている、と感じました。




Kさん的には、この取り組みは「やっと折り返したぐらい」の気持ちなんだそうです。

次のステージへ上がれたと思えるまで、伴走してください、とのことでした。

ありがたく、お伴させていただこうと思います。相変わらず日本語のみにて、ですが!



(※Kさんの許可を頂き書かせていただきました)


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by kktreasure | 2016-09-29 08:18 | カウンセリング | Comments(0)

妻の暴力

ドメスティック・バイオレンス(DV)と聞くと、ふつうは男性が女性を暴力的に支配することをイメージします。

でも意外と、逆のケース(つまり男性の方がやられる側)のご相談があります。

私の相談室のようなところ(個人でひっそり営んでいる)には、周囲にはまさか相談できなくて・・・ということで来られる男性がいらっしゃるのです。


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Aさん(30代男性)は、2人の幼いお子さんと奥様の四人暮らしです。
奥様の態度がひどくなったのは2人目の出産後、とのことでした。

「てめえ」「タコ夫」「そこのクズ」と呼ぶ。
家事、育児への協力が足りない、なっていない、と罵る。
ひとたびキレると、暴言では収まらず、モノを投げる、殴り掛かる、蹴ってくる。
休日に寝ていたら、頭上からいきなり、ペットボトルの水とマヨネーズをブチまけて来たこともあったとか・・・

Aさんは、殴る蹴るは我慢できても、人格否定のような発言や、実家の家族への嫌悪感の表明が、どうにも耐えられない、とおっしゃいました。

あの可愛かった妻はどこへいってしまったんだろう……と。
ごもっともです。



でもAさんは、家族にも友人にも誰にも相談できないと思って努力を続けていたそうです。
自分が頑張れば…、もっと妻の気持ちに寄り添ってあげられれば…と。


Aさんの場合はご実家の理解と協力を得られましたので、「密室を作らないこと」で暫く様子を見てみることになりましたが、それが出来ないケースの方が多いです。

夫の方が別宅を借りるなりして、とりあえず避難をするケースもあるし、
結局どうにもならず離婚裁判を経て離婚にこぎつけるという例も・・・。



被害"男性" も、以前と比べれば少しずつ声を上げることができるようになってきているのかもしれませんが、男性の場合「人に悩みを相談するなど、男らしくない」「女性にやられているなど、恥ずかしくて言えない」というジェンダー的な考えもあるでしょうから、DVを受けていても、なかなか相談窓口を利用するというのには抵抗があるかもしれません。

でも、人に助けを求めることは恥ずかしいことでもなんでもない、むしろその逆です。
「助けてもらう」に抵抗があるなら、「利用する」と考えればよいでしょう。

とにかく、相談先を選んでどんどん相談してほしいです。



それにしても、妻よ。

暴れる妻も苦しいんですよね。きっと頑張っている。

妻も夫も、余裕ある誰かの理解と助けを得ることで、
狭い場所で行き場をなくしている辛い感情は、外に出て行き楽になるんだということ、
カンペキに思い通りにするのは無理でも、そんなふうにやっていけばいいんだということを、知ってほしいと思います。

密室は苦しいです。

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by kktreasure | 2016-09-17 09:15 | カウンセリング | Comments(0)

社会人になって3年目の営業マンの男性Aさんが、仕事のお悩みで来室されました。

営業成績が振るわず、上司からのお説教の中で

「お前はそもそも メールで損をしている。少し省みろ」

と言われたものの、意味がさっぱりわからないのだと・・・。

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Aさんは、いかにも真面目で一生懸命。「THE 実直」、好青年です。

ただ、その上司が言った「メールで損をしている」は、私にもなんとなくわかる気がしましたので、いくつかアドバイスさせてもらいました。

私も、セッション予約が完了するまでに何往復かさせてもらいましたが、そこだけでも感じることはありましたので。



私たち世代といったら若い頃はまだまだ、仕事上も、連絡といえば手書きの手紙(郵送かFAX)と電話でした。英文はタイプライターを使いましたが、日本語の場合、ワープロ書きの手紙じゃあ失礼だ、とか言われてましたね・・・。

でも、Aさんたち世代は、子どもの頃からケータイがありPCがあり、メールに馴染んでいたことでしょう。

我々世代とは、メールに関して随分と感覚が違うなぁと感じました。

プライベートで使い慣れているからかえって、ビジネスでメール・・・となると「ややこしいもんだな」となってしまう・・・。



タイミングとか言葉遣いとか、明瞭さ、簡潔さとか、相手が返信しやすいよう心配りができていることとか・・・、いろいろとありますよね。

会社、業界によってもそれぞれに、ルールやマナー、文化があるんでしょうし。



でも、どんな世界のメールでも、相手を想って気遣いを持ちつつ書いてるか、でしょうね。

「送信して 『はい、いっちょ上がり』」にしていないか・・・。



Aさんは、上司に指摘をしてもらえてよかった。

普通は仕事で "失礼な" "相手をイラつかせたり不快にさせたりしてしまう" "自分や自分の会社の評価を下げてしまう" メール を送ってしまっているとしても、それを知らされることはない ですよね。
陰で判断されて(なんか感じ悪いな、とか、この人デキない人だな、とか・・・)終わるでしょう。



ちなみに私は相談室をやっていて、日々ご予約や問合せのメールを受け取るわけですが、
その段階の(ご相談内容は書かれていない)メールであっても、お客様がどんな方なのか、どんな状況なのか、なんとなく読み取れます。筆跡鑑定ならぬメール鑑定・・・ですね。

その後お会いすると「ああなるほど、やっぱり・・・」となります。

私のそういうところは特技なのでまぁ別にしても、そうでない普通の感覚の人にも、きっと伝わってるものなんだと思います。

内容そのものが大事なのは当然ですが、文字になっていない部分・・・行間やメール全体から立ち昇るエネルギー・・・というレベルのもの・・・、それって実は、大きいのです。



お客様にはどんな気持ちでメールを作っていますか?

営業マンとしてなら、相手の立場や状況を想像して、親切なメールを書いていますか?

そして、メールを出した "その先" を読んで、書いているでしょうか?

業者さんには、どうですか? 上司には?



Aさんとお話ししたのは、そのへんのことでしたが・・・



後日、メールで報告してくださったのによると

「お客様からのお返事が明らかに変わった」

「これから良いご縁に発展しそうなお客様とつながった気がする」


とのことでした。よかった


(※Aさんのご承諾をいただき、ご紹介しました)
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by kktreasure | 2016-07-26 07:55 | カウンセリング | Comments(0)


月に一度、1年ほど通って来てくださっているKさん(30代女性)。

昨日は、最近「なんともいえないイライラ」「言葉にはできないモヤモヤ」で苦しい、というお話に始まり、おつきあいしている彼とのお話になりました。

彼は、
Kさんが嫌だなと思っていることに気づかない、
Kさんからしたら「これくらいは解るだろう」と思うことを理解してくれない、
そこが不満だし、そんなめんどくさいことを思う自分が嫌だし、そのうち嫌われてしまう気がして辛い・・・言うのです。

なるほど、 「言わなくても気づいてよね!」 ということです。



その後、「ところで話は変わりますが・・・」とKさんが話し始めたのは、眠れぬ深夜にいきなり蘇ったという幼少期のエピソードと、それに付随して出てきた強い感情のことでした。

あまりにも鮮明だったし、感情的にも強烈なものが上がってきて狼狽えてしまったそうで、「次回 郷家さんに聞いてもらおうと思って書きとめた」というメモを読み上げてくれました。

読み上げてくれた3つのエピソードすべてに、

「小さかった自分は、お母さんが大変そうだとか可哀相だとか思って、言いたいことを言えなかった。聞きたいことを聞けずに言葉を飲み込んでしまった」

という場面が含まれていました。



私は、ちゃんと説明してほしかったんです!
説明して安心させてほしかった!
母は黙って沈んでしまうから、私はいつも不安な気持ちを我慢して震えていたし、人の顔色ばかり窺う人間になってしまったんです!


(お母様は心身が虚弱な方で、Kさん母娘には “親子逆転” がありました)



・・・そこまで話をされて、Kさん、あれっ・・・?となりました。

セッション冒頭で話してくれた、彼に対して頻繁に抱くという不満(「気づいてくれない」「理解してくれない」・・・)や、その他の “問題点” はすべて、小さい頃にKさんがお母さんに抱いていたそれと相似の形になっていることに気づかれたからです。

「話は変わりますが・・・」じゃなかったんですね、変わってない(笑)。



Kさんは昨日のセッションで、ひとつ大きな山を登り、ある 眺め を得たと思います。

そこへ辿り着くことは、長らく無意識が拒否してきたと思うのですが、もう、見えちゃいました。

長い時間がかかってしまいましたけれど、確実にご自分のハートに向き合ってきたKさん、昨日は、私とハイタッチ・・・のセッションになりました

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by kktreasure | 2016-07-13 08:07 | カウンセリング | Comments(0)

先日、”タワーマンションに住んでいる小学生の会話” を耳にして記事を書きました(→★)が、それをたまたま読んで・・・ということで、ひとりの立派な男性が訪ねて来られました。

Nさん、40代。
見た目も麗しく(もうイケメン俳優!)、いかにも “優秀なビジネスマン・オーラ” の方なのですが、お聞きしたら実際に、凄い学歴&職歴(燦然と輝く経歴です☆)の、タワーマンション高層フロア在住の方でした。



そのような方がどんなご相談事で・・・?と思いましたが、

「自分は、人の気持ちというものが、まるでわかっていない気がしてきた」

「高いところへは上がったかもしれないけど、空しい。足りない。」

「ちゃんと人が暮らす地面に降りたい」


そうおっしゃいます。



「人の気持ちがわからない」・・・は、若い頃から「そんな気はしてた」ものの、特に困っていなかったし、勢いで来てしまったから取り組みそびれていた、のだと。

それが、会社の中で、部下を持ちマネジメント能力を問われるようになり、またプライベートでも、結婚生活が破綻し、恋人にも、いつも同様の理由で去られ・・・ということがあり、自分の問題は全て、人の気持ちがわからないところにあるのでは?という思いに至り、愕然となったのだそうです。



確かにNさんは、「情」の話、「気持ち」の話は苦手で、たとえば「その時のそのお相手はどんな気持ちだったんでしょうね・・・」と尋ねても、「考えてみたこともなかった」とおっしゃいますので、この度のチャレンジは、大変といえば大変かもしれませんが、なんだか私には、大きくステージを変えるために必要な試練がベストなタイミングで来ている・・・という気がしてなりませんでした。

いいですよね。一度しっかり見事に築いて成功した人の「これじゃあダメなんだ」「作り直したい」は。ワクワクします。



Nさん、面白いことおっしゃいました。
いきなり「葉脈」って・・・。
一瞬「???」となりました。

「郷家さんの心の葉脈が、きめ細かいモウジョウミャクだとすると、自分の心の葉脈は、粗い、少ない、ヘイコウミャクなんだと思います」


モウジョウミャクは「網状脈」、ヘイコウミャクは「平行脈」ですしたね!笑

何十年ぶりかに聞きました(^-^;)

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(画像、お借りしました)

平行脈も清々しいと思いますが、Nさんは細かい網状脈を持った人、柔らかくて温かい人になりたいそうですので、応援させてもらいたいと思います

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(※Nさんのご了解をいただき、書かせていただきました。)
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by kktreasure | 2016-07-08 08:07 | カウンセリング | Comments(0)

たとえば

「浮気ばかりする しょうもない彼氏と別れられない。もう傷ついてくたくたになってるのに・・・」
「周りにいる友達も満場一致で『早く別れろ』と言ってます」


というご相談。



通常のカウンセリングでは、
なぜ そんな(自分を悲しませてばかりいる)男性なのに別れられないのか、どこに惚れてるのか、という話から、「幼少期に鍵があると思いますね」などと見立てて、インナーチャイルド的な課題を見てそれに取り組んでいくことが多いです。

「癒していく」「直していく」セッションです。



でもときどき、
「直す(治す)」んじゃなくて、「活かす」ことを考えて行く方が良さそうだな、ということがあります。



今のその彼氏は 確かに問題がある、"しょうもない人" 。

でもご相談者さんは、その恋愛に、持って生まれた母性の強さや情の深さを うんと発揮している。

ああ、この方は、他のみんなにも、こんなふうに優しくしているんだな、この方の良さはここなんだな、と思える。

「愛」がテーマで生きてる人で、ほんとの愛を学んでいて、今起きてる "悩み事" も、しっかりハートを使って 感じ抜く方が、きっといい、そう思える。

・・・そういうケースです。



そういうときは、ご相談者さんが「自分の悪い所を直したいです」とおっしゃったとしても、私は「治癒」や「改善」は、目指しません。

だからといって傾聴するだけのセッションにもしません。

もちろん、その彼氏と別れた方がいいとか別れなくていいとか、そういう話でもありません。



ご相談者さんの状況を捉えて、
生来の性格や 深いレベルの意思を見極めて、
そして最適に思われた働きかけをしつつ、
そっと(あるいは元気よく)背中を押すんですね。

(そこまでいったときは、彼と云々・・・の話は、私がどうこう言わなくても、ご自分で答えを出してらっしゃいます。 "自分で" が大事。)



ときどき、お客様から

「こんな流れ、こんな結果に辿り着くカウンセリングは、全く予想してませんでした(^-^)」

ということを言われます。

それは大抵、ご本人は「悪い(と思っている)所」をどうにかしようと思って来られたのに、私が「良い所」をテーマにしたセッションをした時 です。



私は、人の良い所・・・ご本人が気づいてない(認めてない)社会の中で生かせる長所・・・を見出して照らすのが、とっても得意なのです


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by kktreasure | 2016-05-27 15:30 | カウンセリング | Comments(0)


この1年ほど、1~2か月に一度来てくださってるKさん(30代女性)。

「ご両親との間にある問題を解決して、生き易くなりたい」

ということで見えた方です。



先日は
「新しく交際を始めた恋人の、唯一気になっている(いやだな、と思う)点」
のお話になりました。

彼は、ストレートでない、持って回った物の言い方をする、
私がどう反応するかを考えて試してくるところがある、


とのこと。

自分は違う、ハッキリ伝え合いたいし、
そうやって理解し合っていきたいという考えだから、
遠回しだったり変に気を遣った表現がいやなのだ


と。



でも話しているうちに、

彼のそういう気遣いの仕方、コミュニケーションの取り方は、
まさに自分自身がご両親との関係の中、子どもの頃からずっとやってきたパターンと同じではないか ( ̄□ ̄;)!!


ということに、Kさん気付かれたんですね。



ああ!なんだ、これは自分がやってることなのか!と

首を垂れて テーブルにひたいをゴン! してました(笑)。



ほんとに、
解決するタイミングに来ている課題というのは、他人が見せてくれる
ものですね。

でも、だから自分を映してくれる他人の存在は大切だし、

不快に感じることがあったときは
「あいつは私を不快にさせる」で終わらせずに、
「私がこのことで不快になるのは、自分の中に何があるからなんだろう」と自分の心を探ってみる、という習慣が大事


なのです。



Kさんは

「今度彼に会ったら『率直で誠実なコミュニケーションをしていこうね』という話をしてみます☆」

と言っていました


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by kktreasure | 2016-05-19 13:15 | カウンセリング | Comments(0)

ご相談に来られる方のなかに、
自分のことはよく解っています、分析し終えています、とでもいうように、
淡々と簡潔に、ご自分のことを語ってくれる方がいます。

たとえば、

・私は忙しい両親に育てられたので、人に頼れない人間になりました。

・私は長い間虐められていたせいで、自己肯定感が低いです。

・私はACなので、白黒思考や完璧主義、あと自他境界の問題があります。

・私は小さい頃に身につけた空想癖のせいで、ときどき離人症のような状態になりますが、そうやってストレスから身を守っているんだと思います。


などなど。



今はネットで簡単に調べられますから、心理系読み物や診断テストなどで、「ああ、そうそうこれこれ! 自分はこれだ!」となってしまうこともあるでしょう。

今の若い人たちはすごく波動が軽いから、スイスイふわーっと進むのが合ってる、ってこともあるでしょう。

じつは苦しいから、そして本当の原因を知ることなんて恐ろしいから、"そういう分析結果" を得て納得して、さっさと先へ行きたい、と思うのもわかるんです。



わかるのですが・・・

でもやっぱり「それじゃあ すぎる」って思います。



もし、「なかなか解決できない問題を抱えている」、「人生の初期の体験の中に何か重大なものがありそうだと、ほんとは "うすら気づいている" 」というなら、
億劫でも怖くても、やっぱり、自分が生まれてからこれまでのところの物語を、ちゃんと愛情もって丁寧に眺めてほしいんですね。

1分で読める「あらすじ」みたいに語って「以上です」って言ってしまわないでほしい。



「すごく辛い環境で育ったから自分はこうです」で、終わりになんてならないです。
「こういう経験ばかりしてきたのでこれからもこうだと思います」って、そんなことないです。

人の人生の物語が、そんな単純な構成になってるはずがないです。



「序盤」が陰鬱でも悲惨なものでも、「中盤」からを変えられます。

私のように、もはや「人生時計は夕方」という年齢になっていても(序盤も中盤も終わっていても)、そこまでを振り返り味わい直し、その意味を受け入れて慈しむことができます。

そうするとまだまだ希望を持って続けていこうという意思が生まれ、物語には次の展開が待っているんだとわかります。

私など、いろいろあり過ぎましたが 腹を括って眺め直してみたら、「なかなか絶妙な仕掛けがあったんだなぁ」「ムダなことは起こらないもんだ」と感動することになりまして(笑)、残り時間も楽しみになってきましたヨ。



だから、特に若い人たちには、
頑固な老人みたいに「これはこうだからこういうものなんだ」なんて決めつけた言い方をするのははやめて、
人生は自分で好きなように創っていける、って思い直してほしい、
窓もドアも、思い切って大きく開けてみてほしいと、
私は思うんですね。

以上、"あなたの物語を大切にするカウンセラー" と名乗ってる郷家からでした


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by kktreasure | 2016-04-23 19:45 | カウンセリング | Comments(0)