郷家さん


先日はどうもありがとうございました。

じつはあの翌日、自分でも驚きましたが、まだ言えない(まだ頑張れるかな)と思っていたはずなのに退職の申し出ができてしまいました。朝出社してデスクに向かった瞬間、耳もとで「もう無理だよ。崩壊は近いよ」という、主の分からない声がハッキリ聞こえたからです。それで、衝動的になったとも言えますが、なぜか勇気が出まして…。すんなり受理され拍子抜けしましたが、本当に気持ちが楽になりました。

郷家さんが『いま体がそんなふうになっているのは、仕事が出来なくなった「原因」ではなくて「結果」ではないでしょうか? その、無理をして来た「結果」をまだ無視して、引き続き体に頑張らせること、できるでしょうかね…』 と仰ったことが、すごく胸に刺さったんです。ショックでした。体さえなんとか元通りに動くようになったらいいのに、体のバカ!と思っていた私は愚かでした。

退職して1週間、これからを考えると不安がないと言ったら嘘ですが、夜眠れるようになり、朝ごはんも久々に美味しいし、冬の訪れもちゃんと分かります(笑)。

自分の心をくるんで無言で働いてくれていた体の言い分に耳を傾けられるようになった、ただそれだけのことが、私は嬉しいです。これは郷家さんのおかげです。「少々キツめ」の助言を、本当にありがとうございました!

年明けにまた伺いますので、どうぞよろしくお願いします。




「しなければならない」 「するのは当たり前」 という思い(思い込み)で毎日を運営していると、どうにも先へ進めない、という状態に陥ることがあります。


そして、その気づきや手当てが遅れると、なかなか厄介な心身の不調に見舞われることも。




Mさん(30代女性)。

「とっくに情熱を失っていた仕事」を、義務感、責任感でこなしてきたそうですが、もうどうにも頑張れない、という思いも、実は感じていた、とのこと。


そうこうするうちに、夜眠れない、食べ物の味がわからない、本や新聞の内容が頭に入らない、気づくと泣いている・・・という状況になってしまった、有給休暇を取っても少しも休まらない、もうどうしたらよいかわからなくなってしまった、ということで、カウンセリングに来られた方です。




お話を伺うまでもなく、エネルギーを拝見すると、もうとっくに限界は超えていて、本当に危険な状態に見えましたので、上のメール中にありますが珍しく「少々キツめ」な表現で、見立てたことをお伝えしたのでした(普段はもちろんお客様の自由意志を尊重し、ご本人の気づき、ご本人の決断を待つセッションをしますが・・・)。

今回のMさんのケースは、休暇じゃダメ、休職も(会社の状況やMさんの性格を考えると)ダメ、ここまで来たら、一度しっかりスイッチを切って休養すること、スペシャルな保養が必要ですよ、直ちに、です、ということだったのです。




体の声を無視し続けたツケは大きいかもしれませんが、思い知らされて「学び」とすることができたこともまた大きいはずです。


幽かに控えめにメッセージを発しながらも健気に働いてくれていた肉体を、まずは労わり感謝を伝えることですね。


おそらく今はまだモヤっているはずの 「私はどうありたいのか」 については、肉体との信頼関係が回復してくると、自然と鮮明になってくるでしょう。


Mさん、少し早めに「2016年お疲れ様!」と体に言って、保養の旅に出ることにしたそうですクローバー




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(*Mさんのご承諾をいただき、書かせていただきました)



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by kktreasure | 2016-11-28 08:08 | お客様のおたより | Comments(0)

娘のショウコが泊りがけで帰って来たので、カフェへ出掛けて たくさん おしゃべりしました。


ショウコは "オペ看" 、オペ室に勤務する看護師なのですが、

週5日一日中、何件ものオペをこなしている様子は、話を聴くつけ、はぁ・・・まことに ご苦労なことだなぁと思います。


昨日は、よくテレビの医療ものの番組で見て疑問に思うことを尋ねて教えてもらったり、「オペ室あるある」を聞いたりしました。

どこの世界の話でも、知らない世界の話を聞くのは面白いです。


ショウコは、何にしてもすごく覚えの良い、スカッとキッパリ、テキパキした人で、巧みに人や場、状況を読む人なので、オペ看に向いてはいるんだろうなぁとは思うのですが、

難しい内容のオペにも入ってるようだし、執刀医によって術式とかクセとか異なるわけだし(怖い先生とか、滑舌悪くてマスク越しの言葉が聴きとりにくい人とかいるでしょう?と訊いたりしました笑)、そういうことに対応しながら役割を全うする、というのは大変なことだと思います。


どれだけ気を張ってるんだろうな、私には たとえやりたいと思ってもとてもとても出来なかった仕事だな、などと思いながら、いろいろインタビューしました。




今はもう新人ナースを指導する立場になっているようですが、オペ室の中での後輩を指導するという仕事もまた大変なことでしょう。その子の性質や能力や状態を読みながら適切に・・・。


数秒の差が重要な場で、誤りなく迅速に手際よく!という場面では、どうしても その人の日常生活レベルの基本動作や、暮らしのだらしなさ が透けて見えて「うーむ・・・」となることがあるんだそうです。


この子の家、散らかってるかも。お菓子の包み紙、ゴミ箱に捨てずにテーブルにポイッと置いちゃうタイプ?とか・・・。


なるほど、そういうとこなんでしょうね。



ショウコ自身は新人の時、尊敬する先輩ナースから、こんなことを教わったそう。


「メイヨー台の風通しの良さは、心の風通しの良さ」


メイヨー台って、これです。 ↓↓↓



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ここに並べる器具の管理を見れば、その人の心が整っているかどうか、わかるってもんなんですね。


ショウコは、その言葉が忘れられないんだそうです。

それを胸に、日々精進してるんですね。幸せなことです。




カフェを出た後は、お疲れの溜まってる娘を助手席に乗せ、スーパー銭湯へと向かいました。


内湯、露天の岩風呂、信楽焼の壺湯、そして御影石の床に横たわる うたた寝の湯・・・

たっぷり満喫しのんびり寛いだ、愉しい時間になりました





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by kktreasure | 2016-11-25 08:07 | 未分類 | Comments(0)

自分の、好ましく思えない性質や傾向に名前がつくとわかると、
そのラベルを貼って安心したり、ときに開き直ったりすることってありますね。


「私は自尊心の低い人間なんです」 とか、
「私って依存性体質なんですよね」 とか。


でも、せっかくそこに気づいたら、そこで終わらず

「それじゃあ、そこをどうしようかな」「何が出来るかな」って考えてみてほしいなぁ、

早々に「私は〇〇〇な人間です」なんて言って済ませないで・・・

そんなふうに思うことが、最近いくつかありました。




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そんななか、こんな言葉をネットの記事の中に見つけました。

又吉直樹さんとの対談の中での星野源さんの言葉です。


「昔、自分のことを人見知りだと思ってたんです。でも、今は人見知りって気のせいじゃないかって思うんです。

『人見知りです』と言うのって、『私はコミュニケーションをとる努力をしない人間なので、気を遣ってください』っていうのと一緒なんじゃないか と気づいてから恥ずかしくなって…」


素敵だな、と思いました




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by kktreasure | 2016-11-22 08:07 | 心の話 | Comments(0)

昨晩、娘と二人で 『ミス・サイゴン』 を観ました(@帝国劇場)。

『ミス・サイゴン』の日本の初演は1992年、息子のサクが生まれた年です。


私はもう10回以上観ていますし、最初から最後までほぼ誦んじているほどの作品なのですが、一昨年観に行ったときは、市村正親さんが胃がんで降板、ということになり がっかりしていましたので、今回は市村さんの復活、そしてファイナル、ということで、気合を入れてチケットを取り、とても楽しみに出かけました。




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この作品はベトナム戦争末期のサイゴンが舞台です。

戦争によって苦しめられ翻弄されながらも、必死で生き抜こうとする人たちの物語。


主人公のキム(ベトナム人)とアメリカ兵のクリスの恋と別離、その結末は何度見ても切ないものです。


キムは、サイゴン陥落の時にクリスと離れ離れになってしまうも、宿していた赤ちゃんを独りで産んで育てながら、クリスがいつか迎えにきてくれてアメリカへ渡れる日を夢見て生きているわけなのですが・・・ 


「じつはクリスはアメリカ帰国後アメリカ人の妻を持ってしまっていた」ことを知ったキムの気の毒さったらないですし、
絶望の中、せめて3歳の息子を引き取ってアメリカへ連れ帰ってもらおう、と自らの命を絶つことを決めたキム・・・、ほんとに堪らない。



"生まれたくないのに 生まれ出た" 幼い息子に 「神の心のまま、望むものを選びなさい」「チャンスをつかみなさい」と歌う 『命をあげよう I'd Give My Life for You』 というナンバーは、なんて悲しくて美しいんだろう・・・と、聴く度に思います。

今回は、韓国のキム・スハさんが演じ歌っていました。
素朴さと、若い娘の恋心と、母の強さを美声に乗せて届けてくれて素晴らしかったです。

この役は、かつては本田美奈子さんや松たか子さんも演じていました。
みなそれぞれに素晴らしかったな。 懐かしいです。



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本田美奈子さんのキム。画像お借りしました。


あーーー、泣いたぁ。
終始泣いてた感じです。
左右の目から流れる涙がアゴ先で集結して滴ってましたね(苦笑)

今年は、姪が闘病の末亡くなりましたし、息子がアメリカへ留学したこともあるのでなおさら、おまえのためなら喜んで命をあげるよと歌う 母の歌 は、どうにも胸に沁みたんですね。

『ミス・サイゴン』・・・長いこと愛してきた作品ですが、昨晩は、市村正親さんが演る最後のエンジニアを見ることができて、ほんとに良かったです ブーケ1


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by kktreasure | 2016-11-19 13:55 | 映画、テレビ、芸術 | Comments(0)

私がこの春から通っている美容院の担当美容師さんは、すごく真面目で誠実、ほんとに好青年なので、

「良い出会いができてよかったなぁ・・・、でも、美容師さんって、お店を変わったり、離職したり、独立することになったり・・・、いきなり別れが来たりするんだよなぁ・・・」

そう思って、その彼に訊いてみたんです、長くいてくれると嬉しいけど、どうなのかな、と。



そしたら、その問いをきっかけに彼は、

美容業界の話(問題点)を教えてくれたり、「自分のいるこの会社は、年を取るまで安心して働ける制度もあるし良い社風なんです」と、その美容室を経営している会社の話をしてくれたんですね。


その美容室を経営する会社は古くて、首都圏に幾つものお店を持っているのですが、彼の話によると今の社長さんというのは、国内外の幾つかの会社(他の業界)で活躍してきたとても優秀な人だそうで、創業者が何年か越しで口説き、社長になってもらった人なのだそうです。


その人が社長に就任して以来、いろいろな面のしくみが大きく変わり、順調に成長をしているそうで、お客様へのサービスも、社員のモチベーションも、大きく向上したんじゃないか、と感じているそうです。




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私は、お店とか会社の醸し出してる空気というものに、ものすごく敏感です。

店員、社員の心持ちとか人間関係もすぐに読んでしまう・・・



たとえばレストランも、お料理の味が美味しいだけではダメで、美容室も担当者の技術が良ければOKというわけにいかない(めんどくさいでしょう?)


そんな私なので、その美容室に明るい空気が流れていることや、スタッフ皆の動きが良いことが、私がその美容室を気に入った理由の大きなところだったのですが、なるほどそういう訳だったのか・・・と納得しました。




その社長さんは、お客様に良いサービスを提供しようとするなら、社員が年を取るまで働き続けたいと思う環境を用意しなくてはいけない、という考えのもと、

店舗のスタッフが上げる報告に、ちゃんと(書いた分の何倍もの分量の)お返事をくれるし、

また、度々配信してくれるコラムも、とてもためになる「世間知らずで学もない僕たち美容師」にたくさんのことを教えてくれるもので、格調高くて『天声人語』みたいに思えるものなんだそうです。


彼はそれを大事に保存し読み返しているし、そんな社長にいつも意識を新たにさせてもらい、もっと成長しようとしている気がする、と言っていました。素敵☆




尊敬できるトップの率いる会社で働けるということ、そして、「自分は社長に守られ大切にしてもらっているんだな」と感じながら働けるというのは、幸せなことだなぁと思いましたクローバー




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by kktreasure | 2016-11-16 08:25 | 未分類 | Comments(0)

恋と愛は違う

恋愛のご相談を受けていると、「恋」と「愛」の区別がついていないのだなぁと思わされることがよくあります。



「恋」 というのは 「相手が欲しい」ってことですね。


ある人が自分の心のデリケートなポイントをふいに刺激する、

心にある "欠乏" を埋めたい、という欲求が高まる、

そして、「相手を自分のものにしたい」と思う・・・

そういう「欲望」です。

得られないと苦しいのも、

埋まった、合わさった、が歓びなのも、

欲望の話だから。

でも「愛」って、それとは違います。

「奪う愛」とか「激しい愛」とか「愛を叫ぶ」とかいう表現があるけど、それ、ほんとは違う。

奪ったり叫んだり、激しいのは「愛」じゃなく「恋」のほう・・・




「愛」 は「許すこと」「相手を肯定すること」ですよね。

「愛しています」というのは、相手をまるごと受け止め受け入れています、ということ。


「自分のものにならないのなら、不幸になってしまえドクロ  死んでしまえドクロ

なんていうのは愛の強さでもなんでもない。


自分をひどく傷つけてくる相手、無茶な要求をしてくる相手に我慢して応え、いつか自分のこの思いは報われるはず、と期待をし、無理をして与え続けるのもまた、愛とは言わないです。


相手が、ただ存在してくれていることを、心から「いいな」と思い、大切にできること、

相手が より幸福になるための変化を願いながら私は存在しているよ、そのために自分は成長するよ、もっと幸せになるよ、・・・というのが「愛」ですよね。




自分を好きじゃない人、自分の心の穴ぼこを埋めてもらうために恋愛をしようとする人は、苦しい恋をしがちですね。

(この話をわかってもらうのは大変。)




でもやっぱり、辛い恋愛に疲れてしまった・・・という人には、


疲れるなら、それ「愛」じゃないよね、って


「愛」は やり取りの話じゃないよ、って、


「◯◯して欲しい」はもちろん「◯◯してあげたい」だって、

それは時に「愛みたいだけど愛ではないもの」であることもあるんだよ、って、


そういう話を、根気よく伝えたいと思います。




自分(頑張ってる自分じゃなくて、ありのままの自分ね)を好きで大切じゃないと、

恋はできても、真の意味で愛し合える人には出会えないでしょう。

まずは自分との関係、自分への愛、なのです 赤薔薇



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by kktreasure | 2016-11-13 09:17 | 心の話 | Comments(0)

セッションを重ねると皆さん、「ご自分の身に起こっている出来事に共通して在る意味」を見ようとするようになります。


またそれは、実は今に始まったことでなく、昔から、舞台を変え登場人物を変え、似たような体験を続けている、ということに気づくことになる方も。


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出来事の法則に気づき、原因に気づく。

大きな前進です。

数か月に一度来てくださっているTさん(20代女性)は初めの頃、


「自分はこれまで、転職する先々に問題のある人がいたせいで、具合を悪くしては辞めることになる、という経験をしてきた」


と言っていました。


繰り返し、「自分はほんとに運が悪い と訴えていた・・・




でも前々回、自分はつくづく上司に恵まれない、と言ったときに、その上司の共通点を挙げてもらい、感情的にどんなことを体験してきたのか話してもらっていたときに


あっ!!!


と気づくタイミングを迎えました。



何かがガラガラガラッと崩壊したみたいになって、


「郷家さん! 父だ! 父でした!


「能力低いくせに高圧的なクソ上司は全員、父の化身でした!!」

そう言いました。

そのあと、

自分を窮屈に縛っていた「世間様」というのが、イコール、じつは「父親」のことだった


と気づいたそうです。



いよいよ、「父と自分」 という "長らく知らばっくれていたテーマ" に手をつけるときがやってきました。

「うわー、マジかぁ・・・」

「うーん父親かぁ・・・、やだなぁ・・・ ガーン

と困惑されたさんに私は

「憂鬱?恐ろしい? でも、きっと大きな収穫があると思いますよ。心配しないで近づいてみましょう

そう言って、Tさんの脳内に今もいる、怖くて目も合わせられないというお父さんに、"会ってみる" ことをお勧めしました 星



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by kktreasure | 2016-11-10 08:38 | 心の話 | Comments(0)

私がテレビドラマ好きなのを知っているお客さんから、

「郷家さん、もちろん見てますよね? 『逃げ恥』ビックリマーク」と訊かれました。

見てますヨ ニコニコ、ガッキーと星野源さんの 『逃げるは恥だが役に立つ』。


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このドラマは

大学と大学院で2度、就活に失敗、仕方なく派遣社員になるもすぐに派遣切りに遭った みくり(演:ガッキー)が、家事代行のバイトで訪ねた先で出会った津崎(演:星野源、IT会社に勤める会社員で、彼女いない歴=年齢(35)、自称 "プロの独身")と「契約結婚」をしているお話です。

二人が「雇用主と従業員」として同居する契約結婚など突拍子もないのですが、脚本も演出も素晴らしく、ガッキーと星野源さん、そしてキャストもほんとに魅力的で、とっても楽しいです。



微笑ましい二人の成り行きを、きほん笑いながら見てますが、

主人公 みくり の

「誰かに選んでほしい。ここに居ていいんだ、って認めてほしい」


「みんな誰かに必要とされたくて、
でもうまくいかなくて、
いろんな気持ちをちょっとずつ諦めて、
泣きたい気持ちを笑い飛ばして、
そうやって生きているのかもしれない」


という言葉に共感したり、

津崎 の

「(自分は)好意を持った人に、受け入れられたことがない」

「いいなぁ、愛される人は。愛される人は、いいなぁ・・・」


という切ないつぶやきに、鼻の奥がツーンなったりしています。



そう、

私たちは、

誰かに選ばれたい。

誰かに必要とされたい。




私に「見てますか?」と言ったお客さんは

「『逃げ恥』は、私には、ただのラブコメじゃないです。自分自身の切実な結婚問題やキャリアデザイン問題を思い浮かべながら見ちゃうんですよね・・・」

と言っていました。
なるほど、そうなんだね・・・



ドラマの二人は、今のところ、お互いを好ましく思う気持ちに気づいていませんが、真っ直ぐな二人は相手の良い所を既に(第4話までに)解っています。

「自尊感情の低い男」と「小賢しい女」のこれからを、楽しく見守りたいと思います。
 ↑↑
(こういうフレーズを出してくるところなど、心理カウンセラーとしても嬉しくなってしまう・・・ラブラブ



いいドラマを見ることを楽しみにする暮らしが、私はとっても好きです。

しかし、ガッキーはほんとに可愛いなドキドキ




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by kktreasure | 2016-11-07 08:07 | 映画、テレビ、芸術 | Comments(0)

大学時代にパブでアルバイトをしていた時の話です(もう30年以上前になるのだな、と我ながら驚きます)。

そのパブは、120席ほどある大きなお店で なかなかの高級店でしたが、景気の良い時代でしたので、毎晩たくさんのお客さんで賑わっていました。週末は必ず満席。

気合いを入れてたくさん稼いでいる専業のホステスさんに混じって、大学生だった私も頑張ってましたね。ほんとに毎日が楽しかった音譜(親は呆れ、嘆いていましたがあせる)。

「花の女子大生」なんて言葉の流行っていた時代でしたから、大学生だというだけで人気があり、チヤホヤされて良い思いをしたり、自分の無知を思い知らされて凹んだり、常に競い合っている女たちの闘いというものに巻き込まれて こっぴどい目に遭ったり……

またとない、忘れられない経験をたくさんしました。

お酒のこと、接客について、酒場という場所のこと、闇の世界、男ってもの、女ってもの、男女のこと……、ほんとに勉強になりました。

一流企業といわれる会社の方たちがたくさん利用するお店だったのですが、そういうお客さんたちからは、ためになるお話を聞かせてもらったり、ときには 「早く(勤務を)上がって勉強しなさいよ」 「就活はどうなってるんだ?」 とお説教されたりもしました。


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そんなお客さんの中に、誰もが知っている大きな会社の役員だった クロダさん というおじさんがいました。

俳優の渡辺哲さんにそっくりな風貌で、お話が面白くて優しいのでホステスたちからも大人気の人でした。


↓↓ 渡辺哲さん

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そのクロダさんがある日、席に私と二人になったときにしみじみと言ったことがあります。



あかりちゃんって、長女でしょ?

学校でも何処ででも、○○長と名の付くものは何でもやることになっちゃうでしょ?


あかりちゃんは、みんなのお姉さん、みんなのお母さんになっちゃうよね、どうしてもね。

その圧倒的な包容力と母性を、損だなんて思わず大事にしなきゃいけないよ。

いつか、それを使って仕事をしていくことになるんだからね、天職ね。


でもね、お姉さん的なところやお母さん的なところを出してる限り、

引き寄せられて来るのは幼稚な男だよ。

あかりちゃんはそういう男に求められることで満足してちゃいけない。


あかりちゃんは 自分の中にある「女の子の部分」 を引き出してくれる男と出会わなきゃね。

自分を女の子にしてくれる男、ね。


これ、憶えておくといいよ。



当時は、その言葉の重さをまだ理解していなかったし、「はーい」と返事をしただけで話はそこで終わってしまったのですが、これは、今でも忘れられずに心に残っている言葉です。

いま思うとクロダさん、大事なこと言ってくれてたなぁ……

酔っ払ってホステスたちを笑わせてばかりいたけど、じつはそんなふうに、一人一人を見抜いて接してくれていたのだなぁ……




”しっかり者の長女”のお客さんとお話ししていて思い出した、クロダさんの言葉です宝石赤



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by kktreasure | 2016-11-04 08:10 | 私の話 | Comments(0)

昨日ショッピングモールを歩いていたら、欲しいと思っていたデザインの靴を見かけました。

履いてみたらOKだったので店員さんを呼んだのですが、試着したディスプレイ商品限りだと言います。

その革靴には、よく見なければ分からない程度の傷がついてたんですね、ほんとに小さな傷です。


う~ん・・・

よしとしようかな、どうしようかな・・・


迷ったので私、その店員さん(20歳前後の可愛らしい女の子)に尋ねてみたんですね、ちょっとおどけた調子で。

「貴女だったらどうする? このくらいの傷なら買う?」


そしたらその子、ちょっと考えて

「・・・買わないですね・・・」


私、軽く吹きながら

「正直だね!(笑) ありがとう。なんか嬉しい」

って言いました。


その子は

「申し訳ありません(>_<) でも安い物ではないですし、気になるところがおありなのに買っていただきたくないです。気に入って履いていただきたいです」

と言いました(予想外なキッパリした言葉で、ちょっと驚いた笑)。



そうして、倉庫や他店からの取り寄せの可否を猛スピードで調べに行ってくれ、もしよろしければ・・・と、在庫のある近隣の他店舗を2つ教えてくれたので、

私が、「じゃあそっちへ行ってみようかな、取り寄せてもらうより早いから。こちらで買わずにごめんなさいね」と言うと、

「とんでもないです。お時間とらせご足労ご面倒をおかけし、申し訳ありません」
と言って、私が行くことにした店舗に電話をして商品を押さえ、私には簡潔なメモを手渡してくれました。



・・・て、これ、"店員として当然のことをしてくれただけ" かもしれないんですけど、その女の子が、ほんとに客である私の立場に立って一生懸命動いてくれた一部始終が、ほんとに的確で迅速で、そして言葉がけや態度に 彼女のハートが感じられて、とっても嬉しかったんですね。


ああいうお仕事マインドで働ける人は、きっと何処でどんな仕事をしようと、その仕事の中に喜びや幸せを見いだせるんだろうな、と思いました。


にこにこしてて可愛い娘さんだったなぁ・・・
私これから、この靴履く度にあの娘さんを思い出すなぁ・・・

幸せな買い物でした🍀


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by kktreasure | 2016-11-01 08:10 | 未分類 | Comments(0)