サク、ショウコのためにマドレーヌを焼く
2012年 04月 23日
新人ナースとして働き始めたショウコが元気を失ってるようだという話をサクにした。
サクは、
「どうして新人を、そんな動きのない病棟に、お姉ちゃんのキャラを生かせない部署に、配属するんだろう・・・」、
「お姉ちゃん、きついだろうなぁ・・・」
と言って暫く黙った後、
「そうだ!オレ、お姉ちゃんにマドレーヌ作ろう」
と言って、いきなり焼き菓子を作ってくれた。
「お母さん、お姉ちゃんちに荷物持ってくときに届けて」と。
届けに行くとショウコは、
「サクちゃんたらぁ…!」と感激。
「ありがとう!泣ける!」と言って写真を撮って、大事そうに食べていた。
ショウコ、よかったね。
会えなくなった弟の優しい思いです。
思いがけない試練をもらったけど、腹をくくって頑張るんだよ。
夢はしっかり携えたまま、目の前のことに集中、です。
サク、よかったね。
お姉ちゃん、ものすごく喜んでた。
力が湧くって。
同僚の友達に自慢するって。
母さんもとっても嬉しい。