ベリーダンスの舞台を観て思ったこと
2012年 10月 15日
趣味で習っているショウコが、「スクールで教えてくれてる先生のステージがあるんだけど、一緒に行かない?」と誘ってくれたので、せっかくの機会だから・・・と行ってきたのです。
6人ほどのダンサー(いずれも人に教えている先生、ブロの方たちただそうです)が入れ替わって何曲もの曲を踊りましたが、それぞれが個性的でチャーミングでした。でも、トリをとったショウコの先生は、素人の私が見ても断然ハイレベル、格の違う踊りを見せてくれ、お客さんたちを歓ばせていました。
彼女のベリー独特の腰や肩の水平な動き、優美な手の動かし方、さらさらと揺れる真っ黒な長い髪は、ちょっと女の私でもどきっとして息を呑むほどで、柔軟な肢体が置いていく残像や、目線の動かし方や唇の端に湛えられてる微笑みには、すっかり魅入られてしまいました。
他の方と違ったのは、技術の部分より、持って生まれていらっしゃる「品」そして「華」なのかな・・・と思いました。
「先生、意外と年齢がいってるのかしら、40歳くらいかしら」と思ったら、私(松田聖子と同い年です)と同じくらいとのこと、ほんとに驚いてしまいました。驚異的な若さ、美しさ。
私は踊らないし鍛える気もないですが、もっと自分の肉体と対話して、もっと労って可愛がって、それから、老いは一旦しっかり受け入れて(現実を拒まずちゃんと見て)でもいつまでも ”女性として” 若々しく可愛くいられるよう、たゆまぬ努力をしていきたいと思いました。
髪の毛とかお化粧とか着るもの、身につけるもの・・・、いくつになっても諦めてどうでもいいと思ったりせず、どう在りたいのか、どう見られたいのかは大事にしよう(それができないのが所謂オバさん、ですからね)、女性で生まれてきたことを楽しもう、そんなことを改めて誓ったのでした。