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「尽くして尽くして裏切られる」を繰り返している人

男に尽くして尽くして裏切られる…、というパターンを繰り返す女性というのがいますね。

傍から見ていると、「どうして毎度毎度、そういう男を選んじゃうんだろう…」と言いたくなるような男を相手に…。


これは「愛されるためにはまず渾身の愛をもって尽くさなくてはならない」、「人に尽くさなければ、優しくしてもらえない」…そもそも「何もせずに存在している自分など愛されるはずがない」という強固な ≪思い込み≫ を持っているためです。

だから「人に尽くせ」は自分への絶対命令で、強迫じみたものです。

これはもちろん ≪思い込み≫ なわけですが、この思い込みを抱えて生きていると、人は、ある決まったタイプの人としかつき合えなくなります。

それは……

「尽くされることを好む男」「面倒を見てほしい男」……言い方を変えると、人を愛することなどない勝手な男、ということになります。

一方的に尽くしたい女と、一方的に尽くされたい男の、一見ニーズの合った組み合わせ。
いつまでも双方が幸せ…とはいかない関係です。


そういう関係を繰り返してしまう人というのは ほぼ100パー、小さい時に、そのように思い込むだけの不安や孤独や恐怖を味わっています。

そこで、後の人生を固く縛っていくほどの 『脚本』 ~「私は、愛されるために、まず尽くす」~ を作り上げ、その演劇に必要な相手(尽くされたい男)をキャスティングして、脚本どおりのストーリーを演じ続け、最終的には予定どおり裏切られる…、ということをやっているのです。



そういうパターンに思い当たった人は、まずは自分の人生の 『脚本』 を見直すことなのですが、これはなかなか大変です。

気づくのも大変なのですが、気づいたとて、一人だとどうにもできないので「わかっちゃいるけどやめられない」…と、相変わらずのパターンを続けていってしまいます。

人はよっぽどの思いをしない限り、「変える」ことは嫌なものです。恐ろしいですもの。



でも、変えるチャンスはあります。

それは、ほんとに精根尽きるような経験をして、心底嫌気がさしたとき、絶望したときです。

そんなときは、信頼できるカウンセラーを探してください。

自分の人生をやり直したいと思うくらいの時は、プロにつき合ってもらって「脚本の検証や新しい脚本作り」をすると、辛い時間が短くて済みます。

そうして元気が出せたら、思いどおりの楽しい人生を始めてほしいと思います。



「変わりたい」、「もう、うんざり!!」という方、私でお役に立てそうでしたら、どうぞいらしてください。

ご一緒に、貴方の『脚本』を見てみましょう。
by kktreasure | 2013-12-05 07:13 | 心の話

あなたの物語を大切にするカウンセラー郷家あかりの日常


by kktreasure
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