回避依存症の男と恋愛依存症の女
2014年 05月 12日
華々しい生活をしていて「デキる男」という言葉がぴったりな彼らなのですが、じつは彼らは「回避依存症」であり、心の問題(トラウマ)を抱えている人であることがよくあります。
浮気を繰り返したり、女性をたくさん "キープ" していたりしますが、じつは相手と深く関わることをしません。弱みを見せない、見せることができないのです。
そんなものを見せてしまって嫌われたり去られたりするわけにはいかないですから、あくまでも "よそゆき" で "カッコいい" 部分だけで付き合うのですね。
これは無自覚で、それが "普通" だと思っていますが。
なんとなく寂しさや虚しさをおぼえて、あるいは、病的な浮気症のために結婚生活が破綻をきたしそうになって、相談室に見える男性もいます。
勇気と根気の要る大変な作業になることが多いです(深いところを見て癒して変えていかなくてはならないですから・・・)。でも、かなり変わっていかれます。
自分の弱さに向き合って手当てをする、ということの成果は大きいです。
でも、大抵の人は上手に演じ続けていってしまいます(だってデキる男。カッコいいのです!)。
だから、気づく機会も得られないまま、生きていってしまうのですね。
そういう男性は、モテるといっても実は「捨てられるのが怖い」「自分に愛される価値がないと思い知るのが怖い」人なので、どういう女性を選ぶかと言ったら・・・・・・
そうですね、
自己評価の低い、尽くし型の、愛に飢えている女性。
もっと言うと、恋愛依存症気味の女性、ということになります。
どれだけ粗末にされても耐えて、あるいは、自分に都合のよい妄想の力を借りて、決して「真に愛し合えるパートナー」にはなり得ない相手との関係を断ち切れない女性です。
回避依存症の男と恋愛依存症の女 は、
ぴったりハマってしまう 鍵と鍵穴 です。
どちらも、心が深く傷ついている人、という点で、同じです。