「あとで自分と仲直りする」と言った5歳児
2014年 05月 29日
以前 ベビーシッターをしていたとき、よくお世話に伺っていたお宅の男の子(すごく可愛らしい、そしてすごく賢い男の子でした…)が言った忘れられない言葉があります。
その言葉を聞いたのは、ブロックとプラレールで部屋いっぱいに「町」を作っていた時でした。
「おやつにしましょう♪」と声を掛けても手を止めないので、
「頑張るねぇ…」と言ったら、
「あのね、郷家さん。ボクが頑張るのは、自分がやりたいモノだけなんだよ。イヤイヤの時は、頑張らないの。
どしてかわかる?」
「あのね、自分が好きでやった時は、大変だったことが、いい思い出になるでしょ? もし失敗しても別にいいって思えるでしょ?
でも、ママに言われてイヤイヤ頑張った時は、うまくいってもあんまり嬉しくないし、失敗したとき、自分にごめんねって思って悲しくなるんだよ。あとで自分と仲直りするけど」
「郷家さんも、自分が頑張りたい時だけ頑張った方がいいよ。そしたら自分の心が嬉しくなるからね」
そう言われました。
「うん、そうするね。ありがとう」と言いながら、
「う。この子は今、すごく大事なこと言った気がする」
「なんなんだろう、この子の 老賢人 と共にある この感じは…」
と思いましたね(;^_^A
"自分と仲良く" できていない大人と話す度に思い出す
"自分と仲良し" な5歳児の言葉です☆