カウンセラーとクライアント 出会いと別れ

長く通ってくれている、あるクライアントさんが言いました。

「私の話は、いつも愚痴ばかり、ネガティブな話ばかりですみません。
 くだらなくてうんざりしてると思います」


またあるクライアントさんが言いました。

「こんな話を我慢強く聞いてもらって申し訳ないです」


じつは私にとっては、いやな話を辛抱して聴いている、ということは全くありません。

一見いやな話でも、私はその中に必ず、なにか 光 を見ているし、その 光 がこれからどう輝きを増していくかがハッキリわかる時というのがあって、そういう時は少しワクワクさえしています、表現は抑えていますが。



カウンセラーが、その 光 が力強くなってきたことを感じ始めた頃、
クライアントさんがカウンセラーに
「先生は素晴らしい人です」「その輝き、尊敬します」
などと言い出したりすることがあります。

これは、
実際にカウンセラーが素晴らしいのではなくて(いや、素晴らしい人もいますけど、それは別の話で)クライアントの心の中に湧き上がってきたものの 輝き がカウンセラーに映っている
ということなのです。

でもカウンセラーが未熟で慣れていないと、真に受けて、時に勘違いを増幅させていき、困った援助となっていくことがあります。

カウンセラーが必要以上に一生懸命になってしまう(媚びて演じ始める)ことでおかしなことになったり、カウンセラーが慢心を起こしたり、変な依存関係を強固にしていったり・・・。



出会いと関わりを通してクライアントさんが変化していき、クライアントさん自身が、真にご自分を敬う気持ちを取り戻した時、カウンセリングは終わりを迎えます。

これは自然なものとして双方に認識されるはずです。

そういう時カウンセラーは、とりあえずもうお別れなんだということの一抹の寂しさは感じつつ、気持ちよく見送ることをしたいものだと思います。

一生続く互いの成長の道のりが、どこかでまた近づいて出会えたら、
それはまた素敵ですけれど


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by kktreasure | 2016-01-15 15:55 | カウンセリング | Trackback | Comments(0)

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