断れない、一切文句が言えない
2016年 07月 23日
昨日はあれから銀座に行ったのですが、服屋さんで「試着はしたけど買わずに帰る」ことができました。
店員さんの気持ちになると「少々気に入らなくても買ってしまった方がよっぽど楽」と思ってしまう私ですが、それでは駄目だと思って頑張りました。
そうしたらそんなことはどうってことないと身に沁みる体験ができたし、自分が自分を守る、自分が自分を幸せにしていく、ということも、これから分かっていけそうな気がしました。
しばらく、街中でトレーニングを続けて、また伺いますのでよろしくお願いします。
(*ご本人の了承をいただき、ご紹介しています。)
Yさん(女性、30代)は、すごく繊細で優しい、気弱な方です。
これでもかというくらい、ほうぼうで「不当な扱い」を受けてしまいます。
そしてそれに対して全く文句を言えません。
我慢我慢、これくらいどうってことないわ。
でも、自分ばかり何故こんな目に遭うの?という出来事が あまりにも立て続けに起き、"ほとほと嫌気がさして" 来室されました。
私はこれが好きです。
私はこれは好きではありません。
私はそうされると悲しいです、残念です。
◯◯してもらえませんか?
そういうこと、言ってみましょう、そうして自分の心を自分が守ったという実績を重ねていきませんか?と、私はお話ししました。
世の中、気がつかない人、気の利かない人、怠慢な人、思慮の浅い人、ちょっと意地悪な人・・・いろいろです。
いろいろな人がその人のコンディションで、その人の都合で生きてます。
そんな世の中で生きていくのですもん、Yさんみたいな優しい人は、もっともっと "外へ押し出して" 生きてもOK、誰も不快に思わないと思いました。
予約して行った アップルストア で、なまえよばれるまで2時間も黙って待ってちゃダメ。
欲しくもない物を押し切られるようにして買っちゃダメ。
無理な量の仕事をニコニコ微笑んで引き受けちゃダメ。
自分の感覚、自分の気持ち・・・それをちゃんと感じ取ったら、それを伝えること、時にはしっかり主張をすることの練習を、どんどんやってみてほしい。
実践!
自分が自分を守ること、自分が自分を心地よくしてあげられることって、とても大事です。
それは、自分が自分を幸せにしていくことだし、そのことは、周囲も幸せにしていくことになるからです。
Yさんの "街中のトレーニング" ・・・どんなことを体験していくでしょうか、心から応援したいと思います ☀