褒められ下手
2017年 10月 27日
カウンセリングを重ねて
「ああ、この方、柔らかくなったなぁ」
「そんなふうに考えられるようになったのだなぁ、すごいなぁ」
などという変化がはっきり感じられると 私はとても嬉しくて、
そのことについてお伝えするのですが、
「そうでしょうか・・・」と首をかしげる、
「いいえ、まだまだです」と頑なに首を振る、
なかには
「そんなことないです」「何も変わらないです」と、全力で否定する
そういう方がいます。結構、いらっしゃる。
すごく慎重。ほんとに謙虚。
この方はずっとこんなふうに、良いことや嬉しいことの方は控えめに受け取り、悪いことや悲しいことの方を大きめに捉えて、浮かれずはしゃがず、嘆いたり戒めたりする方を熱心にやってきたのだなぁ・・・と思います。
でも、褒められ下手は損、頑固は損なんだよなぁ・・・とも思います。
少なくとも私はお客様に、営業的な目的(!)や調子のよいリップサービスで 褒め言葉を贈ることは一切しませんから、ほんとのこととして、そのまんま受け取ってもらえるといいです。
そっか、そうなんだな・・・と、他者からの褒め言葉は素直に受け入れて、
「ありがとう」「嬉しい」と言うクセをつけるといいですよ。
とりあえず、褒められたら、否定するんじゃなくて
ニッコリ微笑んで「ありがとう」。
その決め事が身についてくると、ますます佳きことが起きます、じゃんじゃん起きます