「いちばん大切なのは、〈愛する〉才能」  映画『ギフテッド』   

2017年 12月 05日


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久しぶりに映画を観に行きました。『gifted/ギフテッド』。

「ギフテッド」・・・神様から与えられた、生まれながらの突出した高度な知的能力。またはそれを持っている人。



生まれてすぐに母親が亡くなった7歳のメアリーは、生まれついての数学の天才です。
叔父(母の弟)のフランクに育てられてきました。
優しくて賢い、片目の猫・フレッドと一緒に、ささやかながら幸せに暮らしています。


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入学した小学校で、メアリーの数学の能力はたちまち明らかになってしまい、"ギフテッド向き" の教育が受けられる学校への転校を勧められます。

また、縁を切っていたフランクの母親(メアリーの祖母で 元・数学者)が現れて、
天才数学者として歴史に名を残せるほどの孫娘に、最適な教育環境を与えたいから引き取る、と言い出し、フランクと、親権を巡っての裁判になります。


フランクが、姪のメアリーに "普通の子ども" として育ってほしいと願い「俺たちはずっと一緒だよ、離れない」と言って愛情深く育てて来た理由・・・
そこを描くことで、この映画は観る者に、主題「ほんとうの幸せってなんだろう」について考えさせてくれるのですが・・・

物語の終盤で明かされる、亡き姉からフランクが託された「重大な秘密」には・・・
うわーーー!!(驚)でした。


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なんといっても主演の子役、マッケナ・グレイスが素晴らしかったです。
オーディションに彼女が来なかったら この映画は作れなかった、ということに納得。

ちょっと生意気なしかめっ面、うんざり顔、7歳の子どもらしいあどけなさ、健気さ、全身で表す喜びや不安や悲しみ・・・本当に愛らしく、すごい子役がいるもんだと感心しました。



劇場は、笑いや涙に包まれていましたが、
"ギフテッド" ではなくても 元・子どもである私たちは、メアリーに己を重ねて見入っていたところがあったかも。
姉との約束を果たすべく、姪のメアリーを独りで育てて来たフランクにも、大いに共感しながら見ていた人もいたことでしょう。

隣に座ってたサラリーマン風の男性(40歳前後?)も、よく泣いてたなぁ・・・。
きっと、何か触れるものがあったんでしょう。


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叔父のフランクは、”キャプテン・アメリカ" の クリス・エヴァンス。
ハリウッドで いま最もオファーの多い俳優さん、とありましたが、
誠実で逞しい、そして哀愁の漂う叔父を好演していました。好き!



「家族」「親子」「子どもというもの」のこと、「豊かで幸せ」ということ・・・
いろいろなことを思い、ほんわかと温かい気持ちの残る、とっても良い作品でした。
忘れられない名シーンがたくさん。

上映劇場は多くないかもしれませんが、ぜひご覧になって下さい、お薦めしますオススメ,肉球





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by kktreasure | 2017-12-05 11:55 | 映画、テレビ、芸術 | Trackback | Comments(0)

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