「フロント業務といっても、ときどき宛名書きとか字を書く仕事もあって・・・」と、自分の悪筆を自覚して、帰国してから今日まで、ペン字練習に勤しんできました。
三日坊主を予想してましたが意外にも継続することが出来て、すこーーし まともな字を書くようになりました。えらい。
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じつは娘も、昨日から字の練習を始めています、"利き手じゃない方の手、左手で”。
というのは・・・
一昨日、娘は交通事故に遭いまして…。
自転車で通勤中、車と衝突して 吹っ飛んで救急搬送され、
右手首骨折と数カ所の打撲…という全治3ヶ月のケガをしてしまったのでした。
連絡は本人がLINEで よこしました。
救急車なう、なメッセージと、救急車内で撮っている包帯グルグルの腕画像に、驚いたのち苦笑、でした。
後に聞いたら、見通しの悪い信号のない交差点で ぶつかって、ボンネットでバウンドして着地・・・だそうで・・・。
交通事故というのは、後々出てくる症状もあり、わかりませんが、今のところ 骨折した手首のオペだけで済むようで、軽くて良かったです。
で、ですね、自身が看護師でポジティブ娘のショウコらしいのですが、
乗ったことのない救急車に乗って設備や隊員の観察が出来たことや、
患者として病院へ行くことになったこと(身体が丈夫で ほとんど病院へ行ったことがありません)、
事故に遭った時の心理的な動揺を体験したこと、
そういう時 お巡りさんやドクター、ナースという存在がどんなものであるのか、
身体が不自由というのがどんなものなのか・・・などなどなど、
ほんとに勉強になった、勉強になってる、というんですね、目を輝かせて。
それを聞いて、
なるほど、転んでもただでは起きぬ娘だな、と思い、
また、ショウコは 様々なことが達者にできて 気持ちの強い子なので、
痛みや不自由さ、そして人に助けてもらう体験というのは、
すごく良い体験なんだろうなと思いました。
事故当日私は、娘から「いまお巡りさんに送ってもらって病院から帰宅したよ」というLINEを受け取ってから住まいを訪ねたのですが、
玄関を開けたら、右手は三角巾で吊り、左手にペンを握って何やら一生懸命書いているんですね。
聞けば、左手で字を書く練習をしてる、とのこと。
はぁ??
「暫くはオペ室に入る仕事ができない、患者さんの採血もできない・・・、ならば患者さんから聴き取ったことを書き留める仕事に回ろうと思って・・・」とのことでした。
ショウコらしいわ・・・と笑ってしまいました。
今回自分はなぜ事故に遭ってしまったんだろう・・・ということについても、既にとりあえずの答えを出せたよう。
彼女なりの学びとして生かして行くことと思います。
あ、気丈に語っている娘ですが、よく聞く話ですが 事故の瞬間やその後数秒のことは、全く覚えていないそう。
「あっ」と思った次の瞬間は道路に横たわっていたそうで・・・
人の脳に備わっている機能の不思議・・・です
痛そうだな